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12/29,30 麗と蘭「1+1」Acoustical tour at京都磔磔
ついにこのツアーも終盤。今年も京都磔磔までやってきてしまった。
ここも全イス席ということで、どこにしようかと悩む。うかつに真ん中に座ってしまうと
真ん中の柱で、どちらか1名が見えない、なんてこともあるかもしれないので、29日は
左通路寄りに、30日は右通路寄りに座ることにしました。
(30日は番号的にあまり二人が見えない位置になってしまったけど、29日はギターを弾く
手までよく見えていたので満足です)

客電が落ち「波路はるかに」後方の階段より二人は降りてきました。
29日はまさに二人が通る通路寄りにいたのでドキドキ。そして通りました!きゃー。
この時すでに目はハートであります(笑)

オープニングは「ミッドナイト・ブギ」
最初にこれやられると、アコースティカルツアーというものに対して抱いていたイメージが
完全に覆されます。カッコイイ!
2曲目は「運」
1コーラス最後の「ん〜んん♪」ていうところの公平さんのビブラートや、チャボさんが
かきならすドブロでのスライド、ライブで弾いているところを見てより好きになってしま
いました。

「マンボのボーイフレンド」ではイントロで奏でられるチャボさんのギターと、公平さんが
弾くやや低めのギターがとってもよくって。
サムズの時もそう思ったけど、このギター同士で紡ぎ出す様々な音色はとても素敵だなぁと。
MCではボクシングの亀田(次男)が「0からやり直します」とか言ったそうで、来年彼が
勝ったらぜひリング上で唄ってもらいたいと言ってたっけ。
最終日には「兄貴がちゃんと謝ってたけどあいつ偉いよね」ってなことをチャボさんが
言っていて、激しく同意したのでした。

「Iam Band Man」のMCも爆笑で、特に法事ネタ。
チャボさんは親戚のオバちゃんに「あなたまだコレやってるの?(ギター弾く仕草)」、
「将来的にどうするの?」などと聞かれてムッとしているらしい(笑)
公平さんも昔は”風紀が乱れるから(本人推測)”と法事に呼ばれなかったらしいが、
今では一番に呼ばれるらしい(笑)多少脚色してあるだろうけど笑える。

"公平が唄ってくれる〜"と始まったのは「光るゼブラのブギー」。
公平さんの優しい声も大好きなんだなー。そして公平さんがボーカルをとるとチャボさんは
ギタリストに徹することになるわけだけど、本当にこの人はギタリストなんだなぁ、と
見入ってしまった。
なんていうか楽しそうだし、素に戻っているようでもあり、なんといってもかっこいい。
RC時代を生で見ていない私にとっては、新鮮なのです。

「おいしい水」
公平さんの使ってるCF-100Eというギターは「運」とかでも使っていたものだけど
本当にいろんな音色が出るなぁ。今回に限らずぜひ今後も使ってほしいです。
歌い終わってチャボさんが「人間味あふれる人」になっているのが可笑しい。
公平さんにも「牧師さんみたいですね」とか言われちゃって(笑)。

「あこがれのサザンマン」
本当にアコギでしょうか、これは。。素晴らしいです。見て聴いた人にしか伝わらないかも。

「悲惨な争い」から「SOSが鳴ってる」
"ああ僕らは誰かを守るため何をどれだけ差し出せるだろう どうぞ力を"
もちろん、世界に向けての大きな唄だと思う。でも身近なところでSOSを発信している人も
実は多くいる、こんな時代なんだし。だからまず身近なところから手を差し出していけばいい。
家族でも友人でも隣近所でもいいから。そういう心が世界に行き渡れば平和になる。
まずは自分のできるところから、ね。
(といいつつ京都に行きたいあまりに病院からの父の外泊許可を12/31からにしてもらった私。
犠牲を払っていないじゃないか(苦笑)。その分、晦日と正月は親孝行します!)

神妙な気分から一転、"ライブでただ皆と騒ぎたくて作った曲なんだ"と「Blue Blue」。
当然騒ぐでしょ!てなわけで大騒ぎ〜。本当、楽しかった!
チャボさんもギターをマチャミさんに預けて曲は終わったかと思いきや、公平さんが
もう1回ギターを弾き出して、チャボさんはマイクだけもって客席をあおり出した!
ははっ楽しい〜。
そしてラストはチャボさんのジャンプ!公平さん何度も飛ばさせ「今日は飛びましたね」
とか毎回飛距離図ってます(笑)

腕時計を見る仕草をして”僕たちはもう行かなくちゃならない”とチャボさん。
ビートルズが初めて来日した時のことを語り出す。
今でこそ「来日したときは日本中が大騒ぎだった」と報道されているが、そんなのは嘘だ、
当時学校でもビートルズを聴いてるやつらなんてほんのひと握りだった。
そしてビートルズのコンサートに行った大人たちは「ビートルズの音楽は何も聞こえなかった」
などとぬかしやがったが、奴らは聴こうとしなかっただけだ。俺たちには確かに聞こえたんだ。

今では少しねじまげられてしまった事実が悔しくてチャボさんは全国でこのことを語って
いるようでした。そしてそれがチャボさんなりのビートルズに対するリスペクトの表現で
もあるのかもしれません。勝手ながら10代だった頃のチャボさんを想像しオーバーラップ
させてしまった。

本編ラストは「GET BACK」
アレンジも素晴らしく、言葉がストレートに伝わってくる。
例える言葉は見つからない。ただ泣けてしまっただけです。
特に最終日は凄かったんだ。。。
(去年もこの曲で泣いちゃったんだよなぁ)


アンコールで登場した二人は販促担当のように販売中のTシャツを着ていた。
公平さん「チャボさん、いいTシャツ着てますね」
チャボさん「よせよパー
ホテルで練習して全国でこれをやっているらしい(笑)そんな練習中の二人を想像したら
尚更に可笑しい。このコーナーの二人は可愛らしくて女性から見たらたまらないですよね。
私はこの二人がこういう姿を見せてくれるからこそ大好きになってしまった気がします。
男くさいカッコよさが何となく苦手なのですが、こういう可愛らしさが見えるとその
ギャップでしょうか。男っぽいところもよく見えてくる。まあ私だけかもしれませんが。。

たっぷりと宣伝に時間をかけて(笑)アンコール1曲目「One Plus One」
チャボさんがドブロでスライドした後、スライドバーをマチャミさんにとってもらうんだけど
マチャミさんが取り難いように逃げるチャボさん。
それをあたたかい眼差しで見るマチャミさんです(笑)

2曲目「平和ブルース」今日も客席突入しました。やはり盛り上がります。
最終日は右側通路寄りにいたので、チャボさんがやってきた!とかなりハイテンション
になっていたのですが、なんと私の横の若干の空きスペースにチャボさんの片足が乗りま
して、"え?ここに立つの?"と頭が真っ白な私。これは立つスペースを作らねば!と
がーっと左の人に体を寄せました。(左側の方、ゴメンナサイ!)
真上でチャボさんが弾いてるってスゴイよ。。。口も開いちゃうって(笑)

ステージに戻っていくチャボさんに向かって思わず「カッコイイ!」と叫んでいました。
演奏中なのに。。。しかも「今日も録音してます」って公平さんが後で言った時には
「しまった。。。そうだった。。。(汗)」と猛烈に自己嫌悪。

普段、チャボさんー、公平さんーとかも叫べないくせに、なんでよりによって演奏中に
叫んでしまったのか。。。ああっワタシのバカバカっ!泣き顔
叫ぶならせめて「チャボー」とか。どうか録音で拾っていませんように。。。
ていうか29日のテイクを使って〜。お願いっ。
30日の平和ブルースは本当に興奮のるつぼで、チャボさんがステージに戻った後にも、
公平さんが真ん中にきて見せ場。この時の観客のリズムセクションが珍しく先走るほどで。
30日は林ワタルさんの撮影も入っていたから、楽しみですね〜。

この後の「I Feel Beat」では、本当に”今生きてる!”って感じました。
さっきの強烈な盛り上がりがもう。。。体にビートが刻まれてますよ!

今回ずいぶんとアレンジを変えた「ミュージック」の後、ラストは「Hello Good-bye」。
「ああ、、京都にいるんだ、年末なんだ」と実感。バイバイ2007年、ハロー2008年。
来年もどうぞいい年でありますように。世界中に良い年を!

●30日特記
「時代は変わる」をここのところずっとやっていたんだけど、年々曲が長くなってしまって、
しかも辛い出来事ばかりで。またいいことがたくさん起きた時にはこの曲をうたうかも、
というようなことをチャボさんはおっしゃってました。
来年こそ、世界中に良い年を。。。



1.ミッドナイト・ブギ(公平さん:ゴールドのGibson J-45)
  (*チャボさんのギターは映像では思い浮かぶんですが呼び名がわかりません)
2.運(チャボさん:DOBRO、公平さん:Gibson CF-100E)
3.たそがれSONG(確か1曲目と同じギター)
4.マンボのボーイフレンド(チャボさん:チェットアトキンス、公平さん:CF-100E)
5.Iam Band Man
6.Well Alright
7.光るゼブラのブギー
8.おいしい水
9.Rivers Of Babyron
10.あこがれのサザンマン
11.悲惨な争い
12.SOSが鳴ってる
13.Blue Blue
14.GET BACK

アンコール
1.One Plus One(チャボさん:DOBRO、公平さん:Gibson CF-100E)
2.平和ブルース
3.I Feel Beat
4.ミュージック
5.Hello Good-bye
6.年の瀬(12/30のみ)

*途中からギターチェックどころではなくなっています(笑)
*サムズアップ&磔磔に同行いただいた皆様、素晴らしい時間を共有できて感謝してます!
posted by: かーみっと | 麗蘭 | 23:59 | comments(4) | trackbacks(0) |
「SP」も再放送!
ここんとこ、どっぷりハマっているドラマ「SP」。
2週にわたり深夜に再放送してくれるようです。もし興味をおもちいただけたら嬉しいです。

12/29(土)深夜1:30〜4:45(1〜4話)
1/5(土)深夜0:55〜3:55(5〜8話)
*フジテレビ系列

なお、1/12(土)本放送は第9話です。

この間は、訓練生役で高橋洋も出演してました(岡田くんと並んで映っていた人です)
蜷川幸雄演出の舞台を見に行くと、彼はほぼ必ず出演してます。
ほんと、このドラマは舞台畑の出演者が多いな。
posted by: かーみっと | ドラマ | 01:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
12/22,23 麗と蘭「1+1」Acoustical tour at横浜THUMBS UP
もう〜待っていました、このライブを!!
この追加公演が発表になったときから、かなりテンション高かったんです。
今年に限っては、磔磔と同じ位、いやもしかしたら磔磔以上に期待してたかも。
その理由はこちら
曲目の詳しいことや思いをこめた感想などは磔磔が終わってから書こうと思いますので、
今日はサムズアップならではの箇所を中心にレポします。

サムズアップは全テーブル席となっていましたので、ドリンクや食べ物を気兼ねなく注文
できます。普通のイス席では置き場がないからドリンク一杯が精一杯なんですけど、ここ
ではそんな心配はまったく必要なし。こんなライブハウスで麗と蘭の演奏が聴けるなんて、
すごい贅沢ですよね。(メニューも味は濃いけど結構美味しいです)
ギターチェックが一通り済んで会場のライトが暗くなり「波路はるかに」がかかります。
そして客席の間を通ってお二人が登場。会場も適度にアルコールが入ってますから
やんややんやって感じです。

「光るゼブラのブギー」でとあるギターを手にした公平さん。
そう、この夏にサムズアップの社長から譲っていただいたあのギターでした。
すっごく鳴っていた気がします!ギターも里帰りして嬉しかったりして(笑)
この曲ただでさえカッコイイんですが、いや〜よかった。
「サンキュー、サムズアップ!」って公平さんのあの笑顔(萌)
社長もうれしそうでした〜。

チャボさんが「公平、またいいギターが店にあったよ(笑)」みたいなことを言っていた
ので笑っちゃったけど。

このギターはアンコールの「平和ブルース」でも登場。
そしてこの曲でチャボさんは客席に突入。突入エリアはアリーナ左半分(笑)と、店の
入り口に近い客席およびカウンターエリア。マチャミさんいつもお疲れ様です。

22日はチャボさんのトークがなんだか弾けていておかしくって(公平さんも「チャボさん
今日面白い」って言っていた)、23日はメキシコ帰りの三浦麻旅子さんや林ワタルさんの
撮影が入っていた関係もあってか、チャボさんに促され公平さんまで客席突入!
これ映像になるのかな?すっごい楽しみなんですけど〜〜。

そうそう、アンコールでは「Merry X'mas Baby」をやってくれました。
チャボさんのチェットアトキンスと公平さんのCF-100Eの組み合わせがとても素敵でしたよ。
(この時の公平さんのギターは「おいしい水」のときとかも使っていたんだけど、
 何ともあったかいホワンとした音を奏でていました)
もう、、、年末なんだな。

やはりサムズアップ最高でした!さあ残すは磔磔。

*追記:「おいしい水」のMCにて。
ある日車を運転していたチャボさんの前を人が歩いており、軽くクラクションを鳴らした
とき、その人は振り返り車に向かって、何やら激しく叫び出したらしい。
「俺もどっちかっていうとそういうタイプだったんだけど、それを見てこうはなりたくないと思った」
なんてことも話してました(笑)その後で「どうぞ人間味あふれる毎日を」って(笑)

来年のテーマ曲にしよっかな。

●セットリスト
1.ミッドナイト・ブギ
2.運
3.たそがれSONG
4.マンボのボーイフレンド
5.Iam Band Man
6.Well Alright
7.光るゼブラのブギー
8.おいしい水
9.Rivers Of Babyron
10.あこがれのサザンマン
11.悲惨な争い
12.SOSが鳴ってる
13.Blue Blue
14.GET BACK

アンコール
1.One Plus One
2.平和ブルース
3.Merry X'mas Baby
4.I Feel Beat
5.ミュージック
6.夏の色調
posted by: かーみっと | 麗蘭 | 14:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
12/18 モーツァルト! at帝国劇場
前回以来、2回目のモーツァルト!
今回見に行ったのはWキャストのもう一人のヴォルフガング、中川晃教。
彼は本職はシンガーソングライターらしいんですが、演出家に見出されて、数年前に
このミュージカルで役者デビューしたのでした。

ちなみに前回の井上芳雄くんは、芸大の声楽科在籍中にデビューして、今に至ります。
二人とも、若き天才ヴォルフガング・モーツァルトを演じるのにピッタリな配役だったんだなぁ。
井上くんも中川くんも味わいは違うけど、どちらもいい。
そしてベテラン陣。特に大司教の山口祐一郎。やっぱりこの人に歌わせたらスゴイわぁ。。。

私がはじめて山口祐一郎さんを見たのはまだ劇団四季に彼が在籍していた頃です。
市村正親さんが抜けた後に、花形になっていたのかな?
友人に連れられて「オペラ座の怪人」を見たんですが、歩き方・姿勢・歌のすべてが
ものすっごくカッコよかったことを覚えています。
しゃべると結構変な人なんだけど(笑)

今回も会場の笑いを誘う「馬車から降りて小休憩」のシーン。
前回より更にパワーアップしてやりすぎってくらい。「さっきも行ったのにっ」とか
何とか台詞入れてもだえてましたぞ。(笑)もうーサービス精神旺盛なんだから。

そして今回もモーツァルト親子の関係に涙しました。市村さん演じる父の気持ちがと
ても切ない。そうそう、ヴォルフガングの姉役の高橋由美子も歌声がほんとに綺麗。
この人が歌う芝居をもっと見てみたいもんです。
posted by: かーみっと | 舞台 | 02:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
12/16 中島みゆきコンサートツアー2007
先輩が誘ってくれたコンサート。過去に夜会にも2度連れていってもらっている。
1回目の夜会は実はよく覚えていない。おそらく当時の私には理解できなかったのだろう。
2回目の夜会「24時着0時発」は、ストーリーこそよく覚えていないものの、中島みゆき
という存在が強烈に印象づけられた。
とある曲の時に舞台から客席をまっすぐに見据えてスキップのようにリズムをとりながら
歌っていたシーンがあったと思うのだけど、まるで本当にこちらに向かってきているよう
な立体的な錯覚を覚えた。
歌詞も今となっては何を歌っていたのか全く記憶にないのだけど、腹の奥底からえぐられ
るようなパンチのある歌だった。存在感そのものも圧倒的で感動して泣いてしまった。
この夜会で歌われた新曲は後にアルバム「転生」となってリリースされたので聞いてみた
けど、この曲だというはっきりとした確証がもてなかった。
たぶん「命のリレー」か「サーモンダンス」のどちらかだと思うのだけど。。
人の記憶って曖昧ですね。


さてこの日のコンサートに備えて先輩はニューアルバム「I Love You答えてくれ」を
貸してくれた。あとは夏から借りっぱなしの「EAST ASIA」。
この2枚を繰り返し聞いてコンサートにのぞんだ。結構、ここから歌ってくれたなぁ。
いつも「誕生」という歌を聞くとぐっときてしまうんですが、やはりこの日も。。
この人が書く詞の世界は、ちょっと次元が違うような気がする。

「糸」という歌も、思い出がある。
私の結婚式にかける音楽をいろいろと選定していたときに、この先輩に相談したら、
さまざまな曲をMDに入れてくれたのだけど、その中にこの「糸」という曲があった。
”縦の糸はあなた 横の糸は私 織り成す布はいつか誰かを暖めうるかもしれない”
という歌詞だったので、おお。。。。って感動して何度も繰り返し聞いたんだっけな。
結局、結婚式は洋楽中心にしちゃったんですが(笑)

あと、「ファイト!」が始まったときに会場から拍手が。
みんな、この曲を待っていたんだね。私もみゆきさんにそっと背中を押された感じだ。
そしてみゆきさんからの今日の言葉。(日によって違うのかしら?)
「同じ時代に生まれてくれてありがとう」との言葉が私たちに贈られて、
「I Love You答えてくれ」

ちょっとトークが多かったけど(笑)、やはり中島みゆきさんの唄は素晴らしい。
歌っている姿そのものも神々しいし、歌は心の奥底に響いてくる。
そのうちまた先輩からCD借りてこよう。(買えよって)
posted by: かーみっと | LIVE | 01:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
12/13 12月大歌舞伎 夜の部 at歌舞伎座
私にとって今年最後の歌舞伎。「ふるあめりかに袖はぬらさじ」有吉佐和子の戯曲。
過去には杉村春子の当たり役で最近は坂東玉三郎が繰り返し主役を演じているらしい。

今回も主役の「お園」は坂東玉三郎。
時代は幕末。世論が開国論と攘夷論に分かれていた頃のお話。
横浜の遊郭で病身の美しい花魁「亀遊」(七之助)は遊郭付の通訳「藤吉」(獅童)に
思いを寄せ、彼もまた亀遊を大切に思っていたのだが、彼にはこの先「アメリカで医学を
学ぶ」という夢があった。
そんな折、遊郭にやってきた異国人イルウス(弥十郎)が亀遊を見初め、身請けの申し出。
多額の借金を抱えていた亀遊を雇っている遊郭の主(勘三郎)は喜ぶが、藤吉との恋が
叶わないことを改めて悟った亀遊は絶望の果てに自害してしまう。

数ヶ月後、亀遊の自害は何者かによって脚色されて世に広まることとなる。
「異国人の身請けを拒み、”ふるあめりかに袖はぬらさじ”と句を残して自害した花魁」
という攘夷論者にとっての格好の美談として。

遊郭には「気概のある花魁」を偲ぼうとたくさんの見物人がやってくる。
話には様々な尾ひれがついて膨らんでいく。
これを見て遊郭の主は、時流にのってしまった方が得だと商魂たくましく商売。
そして二人の恋仲を知っていたお園も、世の中が求める亀遊像にあわせて、あたかも事実
のように語りはじめる。亀遊の死は自分のせいだとの思いに苛まれていた藤吉も「肩の荷
が降りた」といってアメリカに旅立っていく。

数年後、開国は進み、攘夷党が少数派の時世。
彼らの師の命日を亀遊の間で過ごそうと遊郭にやってくる。
が、そこで亀遊の美談が彼らの師によって作りだされたものだと判明。
そのきっかけとなったのは、あの亀遊が残したとされていた句であった。
嘘を語ってきたお園を切らない代わりに、この話が師によって作られたものという事実を
口外しないよう取引をして彼らは帰っていく。

恐怖におののいたお園は、窓の外の雨をみて「ふる雨に袖も何もびしょぬれだ」と
つぶやくのだった。

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この作品に、いわゆる悪人は一人もいなかった、と私は思いました。
お園だって、お節介で口に戸がたてられないタイプの人間なんだけど、本当に亀遊の幸せ
を願っていたしね。藤吉だって随分と苦しんできたはずで。イルウスもただ本当に亀遊に
ほれこんだだけで。
遊郭の主も、あの時世には過激な連中に何をされるかわからなかったから、うまくたちま
わる必要があったのだし。過激な連中もまたしかり、自分たちは国をよくするために一生
懸命だったわけで。
これらを俳優陣が何とも憎めない感じで各役を演じてくれるんですよね。
もうね、お園や遊郭の主なんて、いちいち爆笑させてくれますから(笑)

でも悪意なんてなかったのに、気づいたらそれぞれが少しずつ後味の悪い思いを抱えて
しまう、という不条理。

有吉佐和子さんは、かつてこの戯曲のテーマは「贖罪だ」と語られたそうです。
うーん。。。もしかしたら私も悪意はないけど、知らず何かに加担しているのかも。
そしてそれは万人がおこしうることなんですよ、と有吉さんは言っているんだろうか?

もっと年を重ねた頃に、再度見てみたい、そんなお芝居でした
posted by: かーみっと | 舞台 | 00:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
ドラマ「ハゲタカ」再度放送!
今年、画面に惹きつけられっぱなしだったドラマ「ハゲタカ」。
なんと再度の放送が決定しました!見逃していた方はこの機会にぜひ!

●12月22日(土)〜24日(月) 午後4時〜6時 2話ずつ放送 NHK総合
posted by: かーみっと | ドラマ | 23:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
BS朝日かぁ
BS朝日で復活してはや数年が経過した「ベストヒットUSA」
今年は年越し6時間スペシャルなんかやるらしい。
う〜見たい。がうちは映らない。。。ならばスタジオで見たい!
ということで、ダメもとで応募してみるかな。
(実は数年前にも新春生放送企画に応募して見にいったことがあるんですよ〜)

興味ある方は応募してみては、いかがでしょうか?
応募はこちらからどうぞ。
posted by: かーみっと | 洋楽 | 00:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
11/30 The Afternoon Tea & Music Time vol.13 at横浜サムズアップ
チャボさんのFCイベント今回は珍しく平日の夜。しかも後半にミニライブをやるという。
い、行かなくちゃでしょ!何が何でも!(月末だけど。。。)

というわけで、仕事も早々に切り上げて横浜へ向かう。
しかしイベントが始まってから1時間以上は経過していたのかな、遅刻です。無念。

この日は眼鏡と筆記用具を持っていくのを忘れたので、アルバムの詳細は分かりません。
あ、でもFCサイトにアップされましたね。
なんかオムニバスアルバム特集みたいな感じだったのかな?
ちょうど「pillows&players」からBen Wattの曲をやる前あたりから着席したような気が
しますが、この曲が綺麗でとても耳と心に心地よくて。。。
あろうことか眠ってしまいそうに(笑)
その後の「blues guiter woman」のDebbie Daviesのギターをチャボさんは褒めてましたっけ。
確かに言われなければ、女性なんだとか思わないかもしれないカッコよさでした。
ああ、記憶が曖昧。。。

そして、待望のミニライブ。これが全然ミニじゃなくって(笑)
今年のソロライブの締めくくりでしたし、チャボさんの大好きなサムズアップでのライブ
ってこともあったのかもしれません。ファンだけじゃなくサムズスタッフに感謝を込めて。

おNEWのドブロで「飲んだくれジョニー」や「HEAVEN」をやってくれましたね。
これはちょっと、リズムボックスと合わなくなっちゃったりしたみたいでしたが。
しかしとてもブルースな音をたたき出すギターですね。麗蘭ライブがますます楽しみ!

「スケッチN.Y.98」や「トワイライト」っていう曲をやってくれましたし「風樹」の前に
「9月の素描」なんかもやってくれました。
佐橋さんとkyonさんと一緒に番組やれて楽しかった、なんて言ってたと思うんですけど
翌日だったか、この佐橋さんをテレビでとりあげられててビックリしたんですよ。
この人か〜って(笑)
(ちなみに、私は松たかこさんが大好きです。いえ、何でもありません)

アンコールも4曲もやってくれ、「feel like going home」と「ホーボーズララバイ」で
しめくくり。
私、今年のソロライブではこの「ホーボーズララバイ」をすっかり気に入ってしまって
いたのでとても嬉しかったな。

さて、ライブも終わり、時計を見ると。。。23時。
。。。こりゃスゴイ。急いで家路につきました。


なんか、さらっとしたレポになってすみません。
やっぱりすぐに書かないとダメだなぁ。。。
posted by: かーみっと | 仲井戸麗市 | 16:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
11/27夜  ミュージカル「モーツァルト!」 at 帝国劇場
楽しみにしていたミュージカルです。ここで唄われる歌がね、結構いいんですよ。
それを聴きたくて今年も行くことにしたわけです。

ヴォルフガング・モーツァルト(井上芳雄)とその父レオポルド(市村正親)。
天才ともてはやされる子供を育てたという誇りが父にはあるんですよね。
その天才ぶりは大司教(山口祐一郎)の目にもとまるわけですが、自分のお抱え音楽家に
したいという傲慢さに耐えられないヴォルフガングは、大司教に暴言を吐きます。
自分の手に収まろうとしないヴォルフガングに業を煮やす大司教は追放処分に。

ここからは、いろいろとあるわけなんですが、
自分の手を離れていってしまった息子への複雑な思いを抱えるレオポルド。
大司教に「自分の孫をお抱え音楽家に」と薦めるシーンがあるんですが、一蹴されます。
まるで「ヴォルフガングの才能は天性のものでお前が育て上げたわけではないのだ」と
大司教につきつけられているような。
そしてその父はやがて死を迎え、それを聞いたヴォルフガング。
彼もまた父をとても愛していたんですが、それが父にとうとう伝わらなかった。。。
そしてあのラストシーンへとつながっていくんですが。。

今回はとてもこの親子関係に目がいくような作りになっていた気がしました。
何故だろか?自分でもよくわかりませんが。

一方、歌われる歌も本当に素晴らしくてですね、「星から降る金」は泣けちゃったぞー。
そう、これはレオポルドとヴォルフガングに向けて唄われる歌なんです。
歌詞が書いてあるサイトをみっけましたので、こちらからどうぞ。

他にも「奇跡の子」「モーツァルト!モーツァルト!」は合唱のときは鳥肌もんですし、
”自分の影から逃れられるのか?”と問い掛けられる「影を逃れて」もヴォルフを通して
見ている人全てに訴えてくる歌でした。
ああ、やはりいいです!このミュージカル。12月にもう1回、中川ヴォルフガングを
見に行く予定です。

今回は少し市村さんの歌の音程が珍しく狂ったり、hiroさんの歌が聞き取りづらいっ
てのはありましたが、公演を重ねてどう変わるのかも楽しみです。
posted by: かーみっと | 舞台 | 13:04 | comments(0) | trackbacks(0) |