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エレファントカシマシ「復活の野音」 2013/9/15 at 日比谷野外音楽堂2013.09.16 Monday
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朝から大雨。その雨音で目が覚めた。明日の朝には台風関東上陸かだって。
雨天決行とはいえ、今日はさすがに難しいか。。でも行きたい!
皆のその願いが通じたのか、エレカシへの天の祝福なのか、この日の野音は、月が顔をのぞかせる奇跡的な晴天に。
1曲目から昨日と違う。「平成理想主義」
実は冒頭のカオスなムードから、あまり今まで聴きこんでいなかったのだけど、これすごくカッコイイじゃない!そして艶っぽい(笑)バンドの音もいかしてる!
あの後は結構ヘビロテで聴いています。
I like自分、I like 日比谷野音って言われて、盛り上がらないわけがない。
この日はバンド全体がノッていたし観客の盛り上がりもすごかった。相乗効果?
音のバランスを調整したのか、歌が昨日よりも数段聴きとりやすい。
また初日は照明が赤過ぎて、何度か先生の姿を見失ったけど、この日はそんなストレスがなく、ライブに没頭できた。
本当にどの曲も素晴らしくって。。。
「なぜだか俺は祈ってゐた」などはこの野音の空に響き渡って、鼻がキューンとなった。
テンポは違うけど歌詞が似ている「地元のダンナ」もやってくれた。
“ボクは一人で連日連夜いろんなものと戦っている〜最近じゃ自分の歴史とも”と唄いながら自分に指をさしていたと思う。
子供の頃に夢見ていたことと、受け入れてきた現実を見比べてしまう、素直に今を生きられないことに悩む。その少年ぽさが魅力的なんだよなぁ。。新曲にもそんな曲があったし。
でも聴力を一度はかなり失ったのだから弱気になるのがあたりまえ。
でも目を背けずとことん治療し(戦い)、こんなに短期間で這いあがってきた。さすがです。
“なぜだか俺は祈っていた、今この瞬間を”グッときました。。
「シグナル」
“悲しみの月日が新たな歴史のシグナル、今からはじまる未来のあなたのシグナル”
まさに復活の野音にふさわしい。
新曲「あなたへ」を唄う前にシャツまで着替えていた(なんとステージ左袖で生着替え)。
着替えを手伝っていたのは、鈴木マチャミさんかな?(CHABOさんが頼りにしている方)
“このシャツ製造中止になっちゃって、2,30枚買いだめしてあるんだけどビリッと破けなくて”と先生。笑ってしまった。
“丁寧に唄います。歌詞を聴いてください”
自分が頑張ることが誰かへの花束となる、というような歌詞がラストにある。
近しい人はもちろん、たとえば今自分がやっている仕事などもまわりまわって誰かのためになる、だから頑張れ、といわれている気がしました。
(翌日のZIPによれば、ファンを思って書きあげた曲らしいです)「大地のシンフォニー」でも、誰かを幸せにするため生き抜くという歌詞があり、こちらもとても大切に歌っていて。
自分は今の仕事辞めると決めた直後だったので、後ろめたい気持ちに(笑)
だって我慢してきたけど「さよならパーティ」の気持ちだったんですよ。
唄ってくれましたね、これも。
そして「ズレてるほうがいい」
去年のシングルに含まれていた弾き語り版。正直痛々しさすら感じていた。
この録音からわずか一年。ここまで回復するものか!
のぼう様からイメージしたというこの歌詞の世界観が大好きで。
これは先生にしか書けない、きっと。
皆汗だくでステージを去る。石君、頭皮の痛みは大丈夫かしら。
アンコールの1曲目
「今宵の月のように」この時点でもポッカリと月が出ていました。奇跡だ。
「武蔵野」これもやってくれるのか。。
「コールアンドレスポンス」これも?嬉しい。カッコイー!
「ガストロンジャー」超カッコイイー!(この頃には私も完全にイカレてます)
あまり聴いたことないアレンジも途中あって、成ちゃんのベースを奪うこともなく、
とてもキマっているガストでした。
「ファイティングマン」のあと、二度目のアンコールは「待つ男」
“誰も俺には近寄るな”あたりを睥睨しまくって、マイクを放り、去って行きました。
いやー。すごいわ(笑)
帰ってきたよ、宮本が。
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スポンサーサイト2016.10.18 Tuesday
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