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エレファントカシマシ ZEPP TOUR 2016 2016/10/14,15 @ZEPP TOKYO2016.10.16 Sunday
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凄いライブを見た。間違いなく。
ライブ中にも確信し、自身の興奮も抑えきれなかった。周りもそうだった。
熱気で会場がうねっていた。それが、2016/10/15(土)ZEPP TOKYO。
今年のZEPPツアーは、10/14と15に参戦。
14日は整理番号もまあまあで、前から2番目のバー前右側を確保。
メンバーの顔もよく見える。特にミッキー。(ひげをたくわえており、男前+色気が。。)
ガストのイントロ、ミッキーが弾いてるんだ、とか新たな発見も。
ライブは始まってみると、先生の声が出ておらず、高音なども苦しそうで、
期待のRAINBOWなどは、もう歌詞がついていかないのかガタガタだった。
「悪魔メフィスト」も、本調子だったら相当カッコイイ曲なんだけどな、とか、
演奏も基本的には悪くないんだけど、自分の立ち位置のせいなのか、ドラムの音とかがバラけるように
感じることがところどころあり、今一つのりきれない曲も。
まあ、変わったアレンジに自分がついていけてないだけかもしれないけど。
そんな中でも、「未来の生命体」「明日に向かって走れ」や「おかみさん」とか、カッコよかったし、そこまで高音で歌わない楽曲たちはよかったと思う。
シークレットトラックだった「歩いてゆく」を急遽一人で弾きながら歌いもした。
弾き始めに、石君に「コードなんだっけ?」とか確認して弾き始め、全編ボロボロすぎて
思わず笑っちゃったのだけど、ボロボロながらも最後まで唄いきった姿に
不思議と感動してしまったりした。
「リハーサルしてないから、おそまつ様でした」と礼儀正しく挨拶(笑)
石君もそっとギターでサポートしていたらしいし、
この曲をやる前に、先生がトミに何かを話かけ、「え?」というやや驚きつつも笑顔を見せたトミ。
バンドの包容力を今まで以上に感じる。
一日で声の調子がよくなるとは考えにくく、翌日のライブがどうなるのか気になっていた。
そして翌日、10/15(土)
立ち位置はフロアの中心付近から左側のドア付近まで歩いたあたりのバー前。
冒頭のハロー人生、声がガラガラ。
ああ、声が悪化している。。と絶望的な気持ちになったが、そう思ったのはこの瞬間だけだった。
ライブで初めて聴く「クレッシェンドデミネンド」にテンションあがり、
高音で苦しいはずの「なからん」が心に沁み(トミの魂のドラムもよかった。。)、
「DJ In my life」の色っぽさにヤラれ、
「おかみさん」での清ちゃんのクールなベースラインの中で石君のボウイングやドラムソロ等でカオスな雰囲気を作り、それがまた秀逸だったり、「世界伝統〜」での吐き捨てるような"バーカ!"やライブで圧倒的に魅力を放つ
「I am hungly」
そして、この日は素晴らしかった「RAINBOW」から「生命賛歌」で一部終了。
凄いぞ、今日のライブ!
自分も、これまでにないくらい、本気の拳をあげたりしたと思う。
2部でも「夢を追う旅人」、やっぱりいい曲だ。
さあ、ゆこうぜー!と、満員のオーディエンスが拳を突き上げる姿は圧巻。
3部のアンコールでは、「孤独な旅人」「So many people」そして「さよならパーティー」!
ひー、嬉しい!久々だっ。
そして、大好きな曲、と「四月の風」で締めくくり。
エレカシと観客が魂で作り上げた、最高のライブだった。
この場にいられて、本当に幸せ。。
最後はストーンズみたいに、と全員で方を組みお辞儀。
そのとき、トミがドラムを乗り越えて出てくるという男前ぶりを発揮。
チラとしかその様子が見えなかったのだけど、間違いなくトミもこの日のライブの素晴らしさを感じていたろうし、先生も観客に何度もありがとうと言っていた。
出来が今一つな時もあるからこそ、素晴らしい出来の日がひときわ輝いて見える。
そう、宮本先生が常日頃言葉にしていることを実感した一日だった。
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2016/9/17,18 エレファントカシマシ at 日比谷野外大音楽堂2016.09.19 Monday
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雨上がりのせいか、猛烈に蒸し暑い日比谷野音。
初日は立ち見、二日目はCブロック指定。
楽曲の並びにストーリーや・統一感があって、「そうか、この曲はこんなことを唄っていたのか」と
改めて発見・実感することが特に多かった。古いCDはがなり気味であまり聴けていないので。
野音はデビュー当時からずっと彼らを見守ってきてくれた会場で、趣も変わっていないから、
そこに立つとふと昔を思い出してしまうことも多いんだろうな。
本人たちのセトリ選びも特別なものになるのは頷ける。
「若い頃は夢も不安もたくさんあって」というようなMCがあったような。
"どでかい何かに憧れて"いるのに、特別何かが起きるわけではない、普通の毎日に疑問を感じる時がある。
自分は何のために生きてるのか、全く退屈だ、自分の生きざま・死に様はこれでいいのか?と。
でも本当はこれでこのままで素晴らしいことなんじゃないか、
悲しみも日々の中に消えてゆき、陽はまた昇る
同じような毎日のようで、毎日変わっていくんだ、素晴らしい日々を送っていこうぜ
遠回りでもいいから、今の自分を信じてみなよ、この世は最高なんだぜ
さあ、ゆこうぜ、まだ見ぬ明日へ、友よ、夢を追う旅人よ
これまで以上に歌詞が体に入ってきた。すごく大切に唄っている感じがとてもしました。
そうだよね、毎日を大切に丁寧に暮らしていくことって、大事ですよね。
忘れがちなんだけどね。ありがとう、エレカシ。
「月の夜」「涙」「夢のちまた」は、野音できけて嬉しかった。
なんか、どんどん凄い歌い手になっていくな。。
その一方で「I am hungry」や「コールアンドレスポンス」のようなハイトーンも唄いのける。
肉眼では見えないけど、きっと目をひんむいて唄ってるなって感じが全身から伝わってくる。
50歳だよ、カッコよすぎるっつーの。
今回は、どの唄も素晴らしくて、どの曲が特筆してすごい、とかじゃなかった。
それに1日目は、あれ、曲の終わり方が怪しいぞ、って時が幾度かあったけど、
トミがすかさずリードしたり、(悲しみの果ては、も一回やる!ってやり直してたけど)
成ちゃんのベースラインもビシビシ聞こえたし、石君も何度か前に「行けー!」って放り出されて(笑)
メンバーの関係が最も良いんじゃないだろうか。それが演奏に出ている感じ。
二日間の間にトミ・石君・成ちゃんそれぞれの曲も演奏されたし。
サポートの細見魚さんやヒラマミキオさんも、必要不可欠。
途中「俺個人の努力で30年やってこられました、これからもついてこさせてやるぜ」的な発言をしていて、
文字だとニュアンスが伝わりにくいんだけど、あのいつもの口調なので、思わず笑ってしまった。
らしいなーって。
メンバーとの関係がよいからこそ、安心して言える俺様発言だと思います、はい。
最近、メダリストとかが、「支えてくださった皆さんのおかげです」ばかり口にするけど、
いやいや、あなたの努力が一番でしょうよ、って違和感を感じていたので、
この先生の発言は気持ちよかったです(笑)
二日目は、「雨降らないでよかった、さすがのエレファントカシマシファンも、大雨だったら
集中力を欠いてしまうだろうと心配していました」ともコメント。
途中でついに雨が降り出してしまったけど、雨の野音もよかった。むしろテンションがあがりました。
映像で残るとしたら、二日目だろう。
お月さまだけじゃなく、雨雲にもたまには先生の唄を聴かせてあげないとね。絶品なんだから。
初日の最後の曲は「夢のちまた」
先生、こみ上げるものがあったみたいで、でもそれを飲みこんで唄って、またこみあげて。。。
"忘れるだろう、忘れるだろう、今日一日の出来事など""今日も夢か幻か 夢のちまた"
これ、最後にもってくるかー!序曲だぞ!
でも確かに夢のような一日だった。。
雨予報の中、最後にはまんまるお月さまも顔をのぞかせてね。
こんな感動ももちろん日を追うごとに少しずつ忘れてしまうのも事実。
でもそれが普通の日々なんだよね。
さあ、明日も頑張るか。
セットリスト
●2016/9/17(土)
第1部
M1 ズレてる方がいい
M2 歴史
M3 ゴットファーザー
M4 ふわふわ
M5 道
M6 おれのともだち
M7 too fine life
M8 風に吹かれて
M9 いつものとおり
M10 月の夜
M11 珍奇男
M12 武蔵野
M13 流れ星のやうな人生
M14 昔の侍
M15 流されてゆこう
M16 baby自転車
M17 悲しみの果て
M18 so many people
M19 四月の風
第2部
M20 友達がいるのさ
M21 i am hungry
M22 今宵の月のように
M23 涙
M24 コール アンド レスポンス
M25 RAINBOW
M26 FLYER
第3部
M27 星の降るような夜に
M28 夢を追う旅人
M29 ガストロンジャー
M30 ファイティングマン
en
en1 この世は最高!
en2 「序曲」夢のちまた
●2016/9/18(日)
第1部
M1 ズレてる方がいい
M2 歴史
M3 ゴットファーザー
M4 浮き草
M5 道
M6 おれのともだち
M7 土手
M8 サラリ サラ サラリ
M9 風に吹かれて
M10 いつものとおり
M11 月の夜
M12 珍奇男
M13 武蔵野
M14 流れ星のやうな人生
M15 昔の侍
M16 流されてゆこう
M17 baby自転車
M18 悲しみの果て
M19 うれしけりゃ飛んでゆけよ
M20 so many people
M21 四月の風
第2部
M22 友達がいるのさ
M23 i am hungry
M24 今宵の月のように
M25 涙
M26 コール アンド レスポンス
M27 RAINBOW
M28 FLYER
第3部
M29 星の降るような夜に
M30 夢を追う旅人
M31 ガストロンジャー
M32 ファイティングマン
en
en1 この世は最高!
en2 待つ男
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エレファントカシマシ 日比谷野外大音楽堂 2014/10/192014.10.19 Sunday
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この日は立ち見席で、整理番号の違う友達となんとか隣同士を確保。
ライブはほぼ定刻どおりにスタート。もうすっかり日が落ちるのが早くなり、気候も秋めいている。
「おはようこんにちは」でスタート。
この日もかなりの爆音だが、音が空に抜けていくから歌詞も聞き取りやすい。
また今年は、一人一枚しかチケ確保できなかったため、隣人が必然的に見知らぬ人となり、
いつもより客もおとなしめに聴いており、結果として歌がじっくり聴けて非常によかった。
前半はかなりEPIC時代の曲が多かった。
ファン歴の浅い私はEPIC時代のアルバムは、先生ががなっているものが多いので、
せいぜい1、2回程度しか聴いていなかったのだけど、この日は全部よかったなー。
「浮世の姿」「ひまつぶし人生」「お前の夢を見た」「太陽ギラギラ」「見果てぬ夢」
その中の「太陽ギラギラ」は、去年の野音が終わった後から歌いたかった、と。
こんなレゲエっぽいリズムを含む曲があったなんて、あまり認識してなかった。
演奏もキレよく、先生の唄も凄かった。
古い楽曲たちの世の中をあざけるような歌詞たちが、なぜだかとてもココロに響く。
誰もが自分探しをする時期があると思うけど、そういう時期を思い出した。
中盤にさしかかり、「珍奇男」がかっこよくキマった後、
佐久間さんと一緒に作った曲で、と言いながらはじまった曲は、「きみの面影だけ」
切なくて、秋の野音でこそ聴きたい曲。
先生は今年のさいたまスーパーアリーナ以降のワンマンライブで、佐久間さんのことを
ほぼ毎回口にしていると思う。必要以上には語らないけど、大切な美しい思い出なんだな、きっと。
メンバーで山中湖合宿した時、深夜の月が綺麗で作った。皆は寝ていたけど。と「月の夜」
そして「東京の空」。先生の繊細さと、唄のもつ力にしびれる。
そう、この曲から蔦谷さんも合流していたのだったな。
フェスだと、ノリがよく有名な曲がどうしても多くなるけど、
野音では、心の葛藤が見える「陰」の曲が多く聴け、それがいい。
誰だって前向きな日もあれば、鬱々とした日もあるよね。
その後「It’s my life」から、「ズレてる方がいい」「明日を行け」「Destiny」に至るまで
人生そういうもんなんだよ、だから生きて行こうぜ、がんばりましょうと背中を押してくれる。
この頃には皆隣人が知らない人でも、会場一体化してました。
本編、素晴らしかったと思います。
アンコールもたくさんやってくれた。
たぶんテーマはなく、やりたい曲を片っ端から披露してくれた感じ(笑)
照明を暗くしての中始まったのは「友達がいるのさ」
1曲目がこれだと盛り上がりますね、「ガストロンジャー」では完全に一体化。
耳慣れた曲たちの中、大好きな曲でとはじめたのは「月夜の散歩」
私もこの曲のタイトルは思い出せなかったけど好きな曲なので喜んでいると、
途中から歌詞が、、ギターのコードが、、迷走(苦笑)
せ、先生?と思っていると、ピタっと止めて「めちゃくちゃになっちゃった」とつぶやく。
途中から続けるも、もっと迷走(汗)
もうその愛らしい可笑しさに会場の笑いがとまらない。
どうせなら最初からやり直してほしかったが他に歌いたい曲もあっただろうし、会場の時間の制約もあったようで「上手にできたほうです」とつっこみどころ満載なMCで締めくくられた(笑)
どよめいた会場に今度は鳥の声が響き渡り、何だろうと思っていると「悪魔メフィスト」。
。。「朝」だったのか、思いっきり夜空だけど?てかこの流れか(爆)
「悪魔メフィスト」を聴きたかった私としては嬉しいやら、つっこみたいやら。
ダブルアンコールは「男は行く」
以前、さいたまで聴いたときはグダグダでしたが、今日は締まったんじゃないでしょうか。
いつも成ちゃんはガッツリ弾いているのに、音が絞られ気味な気がしていたのですが、
この日は全体的にリズム隊の音がはっきり聞こえたし、とてもよかった。
ライブが終わった後、耳鳴り。
爆音すぎると思ったけど、外で耳を傾けているファンもたくさんいるはず。
たまたま通り過ぎただけの人にも、何か心に残るといいな。
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エレファントカシマシ コンサートツアー 2014/9/12,13 at Zepp Divercity2014.09.14 Sunday
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今年エレカシのLiveを見るのは新春Live、5月のクロマニとの対バン以来。
待ってたよ〜、ようやくみられる!
1日目は友達が入手した驚異の整理番号のおかげでなんと前から2列目のほぼど真ん中。
今回は今年のフェスの時と同様、蔦谷さん抜きの5人編成だ。すっごく近い!!
1曲目は「俺の道」
これ、ライブで聴きたかった。。。でも間近で聴いている興奮であまり覚えていない(苦笑)
他にも古い曲が飛び出し、古いアルバムをあまり聴きこんでいない私には新鮮。
「この世は最高!」では先生早くも目をひんむき気味で唄い、圧倒されっぱなし。
場所が場所だけに客も芋洗い状態。あげた手を下す隙間はもうない。
もう、徹底的にノってやる!!
「甘い夢さえ」はリズムの切れが素晴らしく、とてもゴキゲンなアレンジだった♪
思い出はどうして美しいのか、といった印象的なMCの後「さらば青春」
これ新春Liveの時も沁みた曲だったのだけど、やはりいい。。
先生の声のよさを堪能できる曲でもある、と思う。
「デーデ」では至近距離でのお尻ペンペンが見られた!(感想そこかよ)
「パワーインザワールド」はアルバム収録版での終わり方が雰囲気あって好きなのだけど、
今回はエレカシライブによくある終わり方だった。そこだけ残念。
そういえば、「ズレてるほうがいい」も最近でこそ“ズレてるほうがいい〜”と歌で終わるようになったが、
ライブでやりはじめた当初は、エレカシライブ流の終わり方で、何だかもったいないな、と思っていたんだよね。
レアな曲では「化ケモノ青年」
“酒もってこい”とねめつけるように歌うその姿を間近で仰ぎ見て、視線をそらせない。
先生も言っていたけど変な歌(笑)この歌では先生は完全に演技者でした。
その後もアップテンポの曲は続き「ハロー人生」「星の砂」そして「珍奇男」。
トミ、大丈夫かな(汗)、と心配になっていたところ、なんだかバンドの音が空中分解気味に。。
どうやって着地させるんだ、こりゃ、と思っていたらどうにか着地。
他にも「すごい終わり方するな」と思った曲があったような。
「武蔵野」から「飛べない俺」
ステージ上のピアノに先生が移動し、右手でたどたどしく4小節ごとに音を奏でながら歌う。
前回のツアーのときも、こうして歌っていたことを思い出した。
マイクを両手で握ることも多く、慌てて次の音を奏でたりもするのだけど、
その拙い感じがこの曲にあっていて、とてもよかったな。
「あなたへ」では改めてスケールの大きい素晴らしい唄だ、と再認識。
ここからは終盤に向けて鉄板の曲が続く。「ガストロンジャー」では途中“一万回目の旅のはじまり♪”と唄をはさむ。
この後ファイティングマンかと思ったら、紫のライティングの中で長いイントロ。
「明日を行け」
これLiveで聴いたら絶対かっこいいだろうと思ったけど、やはりいい!
特に今日のようなピアノのいない編成だと、Rock色がぐっと強く感じる。
そして「Destiny」で本編締めくくり。一番新しい曲2曲で締めくくり。今に自信を持っているんだろうな。
現状に満足することなく、常に明日へと旅を続けてきたからこそかもしれない。
一万回目の旅のはじまり♪
アンコールは黒シャツに御着替え。
「今宵の月のように」冒頭をためて歌うバージョン。
町見下ろす丘より「シグナル」
この2曲で先生の唄のよさをじっくりと味わい、「ファイティングマン」へ
ダブルアンコールでは「待つ男」
くどいようだが前から2列目で見ている。気圧されるほどの狂気を感じる。たまらん〜!
いつ破いたのか、黒シャツの左脇がわきの下から全て破けて脇腹丸見えになっていました。
どうしたら、そこが破ける?相変わらずツッコミどころ満載な先生、そこが好き。
この日は石君も自分から前に出て行って弾くことが多かったような気がするし、全体としてもよかったと思う。
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一方、二日目は、初日と違うなと感じた点だけ列挙。
確保した場所は会場の後方で一段高くなっているところ。真ん中あたり。
先生いきなり声が枯れている(汗)
「我が祈り」がはじまったときに「ああ、これをリハで頑張りすぎたんだ、きっと」と勝手な憶測で納得。
先生、途中で舞台袖へはけて御着替え。
先生が老眼話。わかるわかると共感してしまったり。
「ガストロンジャー」最後の最後で先生がトミと息が合わず、ラストの決めポーズができなかった。
先生ゴキゲン斜めのように見えました。
「明日を行け」
イントロ、リズムとギターがしばらく合わない。。無理やり歌に入った感じ。
昨日はよかったのにな。
音が大きすぎて、本人たちも周りの音を聴きとれていないんじゃないか。
何かの曲で成ちゃんのベースがとてもかっこよくて、思わず拳を振り上げていたところ、
「高緑、前向け!」って先生が言った。
石君は昨日に比べると控え目だったような。
冒頭で先生にギターを蹴られて心理的影響か?
「今宵の月のように」ためないバージョン。こちらのほうが好み
「流れ星のような人生」
やってくれるの?これ!!大興奮。
今の自分を信じてみなよ、流れ星のような人生〜♪
私の中では今でも「町見下ろす丘」がベストアルバム。佐久間さん聞こえていますか?
今日のほうが聴いている場所は後ろなのに、2日ほど耳鳴りがおさまらずに焦った。
相変わらず、一日目と8曲くらいセットリストが違う。
ああ、この後、どんな曲が各地で展開されるのだろう。気になって仕方がない。
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エレファントカシマシ「復活の野音」 2013/10/14 at 大阪城野外音楽堂2013.10.15 Tuesday
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森ノ宮駅に降り立ち、大阪城エリアに入る。すごく広いし木々が生い茂るわりに開放感がある。
飛行機もかなり近くをたくさん飛んでいて、目を奪われる。
野音周辺で外聴きするにもここならすごしやすいのではないかしら。
前日のセットリストも大幅に曲が変わっていることをチェック。
まるで復活野音ライブで最近のアルバムを順繰りにさらっているかのよう。
さあ、メンバーの登場。石くんの昨日の髪の色は、半分赤で半分金だったらしい。
復活を祝して紅白で来るんじゃないかと予想していた私は「予想を超えて水引色?」と
驚きましたが、今日はなんと赤と緑!クリスマスみたい。なぜに?(笑)
ベースが響く独特のイントロではじまった1曲目は「歴史」
これがきたかー。ということは今日はアルバム扉からもう1曲あるかも?
「パワーインザワールド」が来るといいな。。なんて思っていたらライブ中盤。
宮本があの印象的なリフを弾きはじめて、「えっもしかしてやってくれるの?」と期待MAXのところに、
一瞬の静寂の後、“何度目の太陽だ〜っ!”とバンド演奏がはじまった。
ひー、カッコイイんですけど、この入り方!!一人興奮。
「涙を流す男」のアレンジも東京の時と結構かわってた。
今ではどこがどう変わっていたか詳細を思い出せないけど。
あと「秋」という曲、はじめてきいた。こんな曲も書いていたんだな。
とても繊細で切なくて、触れたら壊れてしまいそうなほど優しい唄でした。
“気持ちが今一つ前向きになれなくても、散歩していろいろな人たちとすれ違っているうちに、
なんだかまた歩き出せるんです、そんな歌です”というニュアンスのことを話して
「大地のシンフォニー」がはじまった。
ものすごく一語一語大切にはっきりと伝わるようにと思いをこめてうたっていた。
だから、一生懸命受け止めたくて、ただひたすらに耳を傾けた。
“人生はいつもページェント、自分が主役の”という歌詞のところで、自分を指差した後、
お客さんを一人また一人と指をさしながら唄っていたんじゃなかったかな(記憶曖昧ですが)。
そうだよね、誰もが主人公なんだもんね。
(余談ですが、さだまさしオフィシャルでの国民投票第一位は「主人公」です)
このあとに「あなたへ」
うん、この流れのほうが、新曲の内容がより伝わりやすいかも、と納得。
曲前に「自分で後できいて驚いた。金があればいいとか唄っていた人間が、
あなたがわたしがとか唄っている。人間成長するもんです。」とかなんとか話していた(笑)。
そうだよね、頑張らなきゃな。。誰かの役に立てているのかとか手ごたえを
いつも感じられるわけではないけど、どこかで誰かが喜んでくれるはず。
自分も気づいていないけど、誰かの頑張りのおかげでいつも花束をもらっているということなんだ。
既に日は落ちて月が輝きを増す中で、
「生命賛歌」のイントロがはじまった。照明の効果も手伝って、宮本の凄みがさく裂!
私も会場も完全にスイッチオン!生で見聞きするこの曲は、、、凄かった。。
「ズレてる方がいい」の入りのソロを、宮本がいつもと違う音程で弾きだした。
あれ?その音程で行くの?メンバーついてこれないよ、だ、大丈夫?と心配していたら、
途中で元の音程ではじめからやりなおして、一安心。
この日は他にも、こういう場面があったような気がしますが流れを断ち切ることなく修正。
「俺たちの明日」で本編を締めくくり、退場時に大きな投げキッス!
アンコールでは、「友達がいるのさ」
オイ、東京中の〜とはじまったこの曲。
さすがにここの歌詞は変えないのか、と思っていたら2番では「大阪中の電気を消して」とファンサービス♪
「今宵の月のように」今宵も綺麗な月がほぼステージ真上に。
「笑顔の未来へ」「さよならパーティ」「so many people」「ガストロンジャー」「ファイティングマン」と、
これでもかとたたみかける。もう大盛り上がり!
毎度思うけど、トミは大変だなぁきっと。47歳だし、去年カラダ壊してるし。
でもパワフルで魂こもったリズムをたたきだしてくれるおかげで、宮本も自由に唄えるんだろうな。
成ちゃんもガストの時にまた先生にベース奪われてましたが、先生が自由にソロ弾いている間も
成ちゃんは微動だにせず、キマってました。
なんだか、トミが長男、成ちゃんと石くんは中間子で、宮本が末っ子、そんな感じに見えてきた(笑)
この日読んでいたmusicaの影響もきっとあるな。
アンコール2では冒頭に宮本がソロで奏で唄いはじめた曲「涙」がすっと心に入ってきた。
悲しくて孤独な時にはココロが固まって涙なんて出ないよね。
でもそんなときふと誰かに優しい声をかけられると涙があふれ出たりするんだけど。
先生がいろいろと孤独を感じていたときに書いた曲なのかな。
「FLYER」そして「待つ男」までなんと31曲。
最終日ホントに来てよかった。
日比谷のときより自由度を増していたし、秋らしいラインアップもあった。
この日は、復活だ、、とかいう感傷に浸るというよりは、ただひたすらその素晴らしさに心奪われた感じ。
この1年はやっぱりエレカシにとって充電すべき時期だったのだ。
これからがまずます楽しみ♪
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エレファントカシマシ「復活の野音」 2013/9/14 at 日比谷野外音楽堂2013.09.16 Monday
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待ちに待っていたエレカシ復活の野音。
日比谷野音も90周年とのことで、コラボTを買いに12時過ぎに日比谷入り。
行列の中、無事にTシャツとポストカードをゲット。
公園内ではオクトーバーフェスが開催され、ビールを楽しむお客さんでいっぱい。
この人たち、夕方はエレカシライブも聴けるのでは?だったら相当贅沢ですよ。
しかし蒸し暑いなぁ。あまり風も吹かないし。
いよいよ入場。立見で番号もよくはないんだけど、この場にいられるだけでもありがたいこと。今日は全国の映画館でもライブビューイング中。皆の視線が集まる中、
メンバー登場!先生は白シャツだ〜。
って、あの金髪というか黄色い髪の人は。。石くん??!気合すげー!(笑)
一曲目の「優しい川」に続いて「ハロー人生!」
なんだか、先生のこの一年の葛藤がこの歌詞とリンクしているような気がする。
「四月の風」
風が誘いにきたようだ♪と唄ったとき、本当にそよっと風が吹いた。「おおっ」。
「大地のシンフォニー」
とても愛おしそうに、語りかけるように唄っていて心にすっと入ってくる。
声や歌唱技術が素晴らしいのはもちろんなんだけど、なんというか深みが増した。
これ、本当に素晴らしい歌だと思う
「めんどくせぇ」
バンドに疾走感があってかっこいいっ。
特にベースがバリバリ効いている曲が好みだったりする私にはたまりません。
これからもっともっと進化する曲だろうな、これは。
「星の砂」
先生、この歌のとき、腰を落として妙な歩き方してました(笑)
カバーをもってくるとは、少し意外。でもとても切なくてよかった。。
先生、本当に歌の説得力が増した。
「シグナル」
いつか野音で聴きたいと思っていた大好きな曲!嬉しい!「ズレてるほうがいい」
去年野音で聴いたときにもいい曲だと思ったし、映画館でも、シングルリリース後は何度も聴き、すっかり好きになってしまった男の美学にあふれたこの曲。
しかし爆音で聴くこの曲はそれ以上にかっこよかった!
曲終りの“ズレてるほうがいい”の後にバンドの音が残るのを嫌ったのか、もう一回“ズレてるほうがいい”と唄いなおしていた。
本編ラストを「俺たちの明日」でしめくくりアンコールへ。
先生は黒シャツに御着替え。くっ、素敵♪
「今宵の月のように」から「友達がいるのさ」
"東京中の電気を消して夜空を見上げてぇな"完全に日が落ちたこのステージで聴けるとは。
もう、会場も大盛り上がり。
このあとも「so many people」「ガストロンジャー」「ファイティングマン」とエンジン全開。2回目のアンコール「花男」でラスト。
先生本当にパワーアップして帰ってきた!
もう、これからが本当に楽しみです。
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エレファントカシマシ「復活の野音」 2013/9/15 at 日比谷野外音楽堂2013.09.16 Monday
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朝から大雨。その雨音で目が覚めた。明日の朝には台風関東上陸かだって。
雨天決行とはいえ、今日はさすがに難しいか。。でも行きたい!
皆のその願いが通じたのか、エレカシへの天の祝福なのか、この日の野音は、月が顔をのぞかせる奇跡的な晴天に。
1曲目から昨日と違う。「平成理想主義」
実は冒頭のカオスなムードから、あまり今まで聴きこんでいなかったのだけど、これすごくカッコイイじゃない!そして艶っぽい(笑)バンドの音もいかしてる!
あの後は結構ヘビロテで聴いています。
I like自分、I like 日比谷野音って言われて、盛り上がらないわけがない。
この日はバンド全体がノッていたし観客の盛り上がりもすごかった。相乗効果?
音のバランスを調整したのか、歌が昨日よりも数段聴きとりやすい。
また初日は照明が赤過ぎて、何度か先生の姿を見失ったけど、この日はそんなストレスがなく、ライブに没頭できた。
本当にどの曲も素晴らしくって。。。
「なぜだか俺は祈ってゐた」などはこの野音の空に響き渡って、鼻がキューンとなった。
テンポは違うけど歌詞が似ている「地元のダンナ」もやってくれた。
“ボクは一人で連日連夜いろんなものと戦っている〜最近じゃ自分の歴史とも”と唄いながら自分に指をさしていたと思う。
子供の頃に夢見ていたことと、受け入れてきた現実を見比べてしまう、素直に今を生きられないことに悩む。その少年ぽさが魅力的なんだよなぁ。。新曲にもそんな曲があったし。
でも聴力を一度はかなり失ったのだから弱気になるのがあたりまえ。
でも目を背けずとことん治療し(戦い)、こんなに短期間で這いあがってきた。さすがです。
“なぜだか俺は祈っていた、今この瞬間を”グッときました。。
「シグナル」
“悲しみの月日が新たな歴史のシグナル、今からはじまる未来のあなたのシグナル”
まさに復活の野音にふさわしい。
新曲「あなたへ」を唄う前にシャツまで着替えていた(なんとステージ左袖で生着替え)。
着替えを手伝っていたのは、鈴木マチャミさんかな?(CHABOさんが頼りにしている方)
“このシャツ製造中止になっちゃって、2,30枚買いだめしてあるんだけどビリッと破けなくて”と先生。笑ってしまった。
“丁寧に唄います。歌詞を聴いてください”
自分が頑張ることが誰かへの花束となる、というような歌詞がラストにある。
近しい人はもちろん、たとえば今自分がやっている仕事などもまわりまわって誰かのためになる、だから頑張れ、といわれている気がしました。
(翌日のZIPによれば、ファンを思って書きあげた曲らしいです)「大地のシンフォニー」でも、誰かを幸せにするため生き抜くという歌詞があり、こちらもとても大切に歌っていて。
自分は今の仕事辞めると決めた直後だったので、後ろめたい気持ちに(笑)
だって我慢してきたけど「さよならパーティ」の気持ちだったんですよ。
唄ってくれましたね、これも。
そして「ズレてるほうがいい」
去年のシングルに含まれていた弾き語り版。正直痛々しさすら感じていた。
この録音からわずか一年。ここまで回復するものか!
のぼう様からイメージしたというこの歌詞の世界観が大好きで。
これは先生にしか書けない、きっと。
皆汗だくでステージを去る。石君、頭皮の痛みは大丈夫かしら。
アンコールの1曲目
「今宵の月のように」この時点でもポッカリと月が出ていました。奇跡だ。
「武蔵野」これもやってくれるのか。。
「コールアンドレスポンス」これも?嬉しい。カッコイー!
「ガストロンジャー」超カッコイイー!(この頃には私も完全にイカレてます)
あまり聴いたことないアレンジも途中あって、成ちゃんのベースを奪うこともなく、
とてもキマっているガストでした。
「ファイティングマン」のあと、二度目のアンコールは「待つ男」
“誰も俺には近寄るな”あたりを睥睨しまくって、マイクを放り、去って行きました。
いやー。すごいわ(笑)
帰ってきたよ、宮本が。
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宮本浩次(エレファントカシマシ) 2012.10.14 @日比谷野外大音楽堂2012.10.15 Monday
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宮本浩次の体調不良により中止と発表になっていたエレカシの日比谷野音。
それが10/10に、急きょ宮本のコメントが発表された。
ファンのみなさんへ
今回左耳の外リンパ瘻という病気で、全力で歌うことが出来なくなってしまい
東京と大阪の野音のコンサートを中止せざるを得なくなってしまいました。
コンサートを楽しみにしていてくれたみなさん
それからエレファントカシマシを応援してくれているみなさん
たくさん驚かせそして心配させてしまってごめんなさい。
実は術後一週間くらいは半ば茫然と過ごしていたのですが
主治医の先生から「この状況に慣れて歌ってなおしてゆくしかない」という類の励ましの言葉を貰って
十日ほど前から毎日アコースティックギターを使って自分のペースで歌うことを始めました。
すると確かに左耳はいつものようには聞こえないのですが
一方で歌に集中することで心が軽くなり同時に元気になっている自分を感じることも出来ました。
これはとてもうれしいことでした。
いつものエレファントカシマシのステージはもちろん出来ないのですが
日比谷野音のステージで少しだけど歌う事にしました。
ファンのみんなには勝手ばかり言って本当にすまないが
どうか俺を野音で少しだけ歌わせてくれ
十月十日 エレファントカシマシ 宮本浩次この言葉に心を揺さぶられ、チケットを持つ持たないに関わらず皆今日をじっと待っていたはず。
でも一体どの程度唄えるのか、そして演奏できるのか。期待と不安が入り混じる。空が薄暗くなってきた頃、場内の照明が落ちる。
宮本(以下先生)一人で登場、アコギ片手にパイプ椅子の背に座り、始まったのは「夢のちまた」
幾度となく見返した野音DVDの1日目と同じはじまり!野音に来たんだ。。。
音程がとれない気配はみじんもないが、様子を見ながらのせいか、高音の箇所は裏声気味に唄っている。でも野音の空に響くその声は予想以上に素晴らしい。
唄い終えると、ファンに語りはじめた。
“今回は本当にビックリさせちゃって、がっかりさせちゃってごめんなさい”
“医者に行って薬を処方してもらって様子を見ていたんだけど尋常ではない耳鳴りがして別の病院へ行ったら、突発性難聴はこんな急激に悪化しない、手術しましょうって”
“もう俺ビックリしちゃって。入院なんてしたことない元気自慢だったから”
“手術で喉に管を通すので、味覚がおかしくなったり声が出なくなることもあるかもしれないが命を優先しますから!とお医者さんに言われて、わ、わかりました!って”
“俺ももう46で、やっぱり衰えてて、4月頃からマラソン始めたりさ、(耳鳴りはその頃から少しあったようです)7月からはタバコもやめたんですよ”
“入院しているときはいろいろと人生を振り返ったりもしました。でもいいこともあって。声がよくなりました!”
“なんかいろいろ疲れがたまっていたのかもしれません”
うん、そんな気がする。先生にとって必然の休息なのだ。そしてより高みへ登るための試練なんだ。こんなことでも起きなきゃ、先生いつでも突っ走ったままだからね(苦笑)
「悲しみの果て」もアコギ一本。唄い慣れているせいか高音も声が伸びやかに響き渡る。
去年のロックオーケストラでアコギセッションで唄ったときと同じく、唄が心に染みいってくる感じ。バンドもカッコいいんだけど、弾き語りも素晴らしいよ先生は。
途中、ギターのコードを見失い、弾きなおすシーンもあったが、何だか先生が部屋で一人ギターで唄っている時はこんな感じなんだろうなと思うと微笑んでしまった。
でも普段、いかにバンドメンバーに助けてもらっているかがわかる一面でもある。
野音という環境が先生に自信を与えてくれているのか唄ううちにどんどんよくなってきた。
「約束」の後、「友人が来てくれたので」と蔦谷さんとヒラマさんをステージへ。
「リッスントゥザミュージック」これもよかった。。
友人たちはいったん舞台袖へ下がり、また先生一人。
「野音なので古い曲も」とはじまったのは「月の夜」
味わい深い。。。。こんないい曲だったっけ?
"一夜の歌を"とか"も少し遊ぼうか"といった歌詞は今の先生の気持そのままかもしれない。
続いて「うつらうつら」「見果てぬ夢」
古い曲はCDでしか聴いたことがなかったけど、当時は感情をそのままぶつけるような唄い方だったりするので、今日は全く別の曲に聞こえた。古い唄の数々を今の先生が唄うと楽曲の良さがもっと見えてくるような気がする。そして「涙を流す男」(新曲)
聴いているときは、これ何だろう、これも古い唄だけど別の曲に聞こえているだけかな?
なんて思っていたんだけど、友達に”あれも新曲だったね”と後で言われて、”そうか!”と気づいたというお粗末な私でした。
そしてなんとアコギバージョンでの「花男」
いやー、先生ギターも上手いなー。だってアコギもめちゃめちゃリズム刻んでましたから。
「俺たちの明日」
先生はこれいい唄だと改めて思ったみたいで(笑)
もう一度蔦谷さんとヒラマさんが登場し「笑顔の未来へ」
"体は元気だし唄えるんだけど、まだ爆音に不安があって、しばらくライブはお休みしますけど必ず戻ってきますから!"
最後、古い友人たちがステージに登場。
“今日あなたもステージにたててよかったね”と石君をいじる先生(笑)
曲は新曲「ズレてる方がいい」
今日最初で最後のバンド演奏。先生の様子を見ていると、途中何回か左耳を抑えているように見えた。また唄と唄の間で水をとりにいっているときにアンプのボリュームを自ら落とした、、ようにも見えた。
うーん。やはりバンドは当分厳しそうだな。。。待つよ、いくらでも。
誰よりもバンド復活を望んでいるのは、メンバーとスタッフの皆さんに違いないのだから。
バンドメンバーにもその間、別の形で充電してほしい。他のアーティストとセッションするところなんか個人的には見てみたいな。
唄い終わって“ありがとうございました、また会おう”と言ってメンバーは舞台を去った。
終わってみればたっぷり1時間。素晴らしい時間を共有できたことに心から感謝。
先生、そしてメンバー・スタッフの皆さん、大変だったと思いますが本当にありがとう。
先生も「来てよかった」と言っていたけど歌うことが心底嬉しいんだよね。
このチケットは大切に保管しておきます。
渋谷陽一「エレカシ、野音終わる」
http://ro69.jp/blog/shibuya/73921
山崎洋一郎「エレカシ宮本、12曲を歌いきった」
http://ro69.jp/blog/yamazaki/73920
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エレカシ ライブ活動をしばらく休止2012.10.02 Tuesday
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エレカシ、ライブ活動をしばらく休止。
今朝、テレビから流れてきた、寝起きの私にとって強烈な一撃。
宮本が難聴を発症し、日常生活に支障はないものの、長時間の歌唱は困難で、
当面の公演はすべてキャンセルするというものだった。
実は昨年エレカシの魅力にハマってしまい、今年の日比谷と大阪で開催される野音でのライブに参戦予定だった。そこへこのニュース。一体宮本の身に何がおきたというの?
ライブで唄うことが嬉しくてしょうがないという先生。
まして日比谷野音は1990年より毎年行なってきたエレカシにとっても大切な場所であり、
それを断念したのだった。気が気ではなかった。
午後にようやくオフィシャルサイトにアクセスできるようになり、ことの経緯を知り、
なんだか泣けてしまった。やはりギリギリまで先生は望みをかけていたのだ。
でも結論した。職業:ロック歌手であり続けるための苦渋の決断だったのだろう。
音楽で生きている人にとって、声や聴力を失うことほど恐ろしいことはないのではないか。
オフィシャルによれば、9/1の深夜に左耳が突然聞こえづらくなり、治療しても症状が進行し、一時はほとんど聞こえなくなった、とあった。
さすがにポジティブな宮本先生だって、不安にかられて仕方がなかったに違いない。
でも休むと決めたのだから、しっかり休んでほしい。
どうしても唄いたくなったら、人のライブに飛び入りして歌わせてもらってもいい。
それを許してくれそうな人もいるじゃないかI谷さんとか(笑)
先生のことだから、この苦しい経験も、作品の糧にしていくだろう。
ついでに先生タバコやめればいいのに。タバコやめた先生の声、聴いてみたいな。。
私たちもそれまで充電しなくちゃ。
復活しょっぱなのガストロンジャーなんて、きっと私、拳突き上げまくりに違いない。
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