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エレファントカシマシ ZEPP TOUR 2016 2016/10/14,15 @ZEPP TOKYO
凄いライブを見た。間違いなく。
ライブ中にも確信し、自身の興奮も抑えきれなかった。周りもそうだった。
熱気で会場がうねっていた。それが、2016/10/15(土)ZEPP TOKYO。


今年のZEPPツアーは、10/14と15に参戦。
14日は整理番号もまあまあで、前から2番目のバー前右側を確保。
メンバーの顔もよく見える。特にミッキー。(ひげをたくわえており、男前+色気が。。)
ガストのイントロ、ミッキーが弾いてるんだ、とか新たな発見も。

ライブは始まってみると、先生の声が出ておらず、高音なども苦しそうで、
期待のRAINBOWなどは、もう歌詞がついていかないのかガタガタだった。
「悪魔メフィスト」も、本調子だったら相当カッコイイ曲なんだけどな、とか、
演奏も基本的には悪くないんだけど、自分の立ち位置のせいなのか、ドラムの音とかがバラけるように
感じることがところどころあり、今一つのりきれない曲も。
まあ、変わったアレンジに自分がついていけてないだけかもしれないけど。

そんな中でも、「未来の生命体」「明日に向かって走れ」や「おかみさん」とか、カッコよかったし、そこまで高音で歌わない楽曲たちはよかったと思う。

シークレットトラックだった「歩いてゆく」を急遽一人で弾きながら歌いもした。
弾き始めに、石君に「コードなんだっけ?」とか確認して弾き始め、全編ボロボロすぎて
思わず笑っちゃったのだけど、ボロボロながらも最後まで唄いきった姿に
不思議と感動してしまったりした。
「リハーサルしてないから、おそまつ様でした」と礼儀正しく挨拶(笑)

石君もそっとギターでサポートしていたらしいし、
この曲をやる前に、先生がトミに何かを話かけ、「え?」というやや驚きつつも笑顔を見せたトミ。
バンドの包容力を今まで以上に感じる。

一日で声の調子がよくなるとは考えにくく、翌日のライブがどうなるのか気になっていた。


そして翌日、10/15(土)
立ち位置はフロアの中心付近から左側のドア付近まで歩いたあたりのバー前。

冒頭のハロー人生、声がガラガラ。
ああ、声が悪化している。。と絶望的な気持ちになったが、そう思ったのはこの瞬間だけだった。

ライブで初めて聴く「クレッシェンドデミネンド」にテンションあがり、
高音で苦しいはずの「なからん」が心に沁み(トミの魂のドラムもよかった。。)、
「DJ In my life」の色っぽさにヤラれ、
「おかみさん」での清ちゃんのクールなベースラインの中で石君のボウイングやドラムソロ等でカオスな雰囲気を作り、それがまた秀逸だったり、「世界伝統〜」での吐き捨てるような"バーカ!"やライブで圧倒的に魅力を放つ
「I am hungly」
そして、この日は素晴らしかった「RAINBOW」から「生命賛歌」で一部終了。
凄いぞ、今日のライブ!
自分も、これまでにないくらい、本気の拳をあげたりしたと思う。

2部でも「夢を追う旅人」、やっぱりいい曲だ。
さあ、ゆこうぜー!と、満員のオーディエンスが拳を突き上げる姿は圧巻。

3部のアンコールでは、「孤独な旅人」「So many people」そして「さよならパーティー」!
ひー、嬉しい!久々だっ。

そして、大好きな曲、と「四月の風」で締めくくり。

エレカシと観客が魂で作り上げた、最高のライブだった。
この場にいられて、本当に幸せ。。

最後はストーンズみたいに、と全員で方を組みお辞儀。
そのとき、トミがドラムを乗り越えて出てくるという男前ぶりを発揮。
チラとしかその様子が見えなかったのだけど、間違いなくトミもこの日のライブの素晴らしさを感じていたろうし、先生も観客に何度もありがとうと言っていた。


出来が今一つな時もあるからこそ、素晴らしい出来の日がひときわ輝いて見える。
そう、宮本先生が常日頃言葉にしていることを実感した一日だった。
posted by: かーみっと | エレファントカシマシ | 14:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
2016/9/17,18 エレファントカシマシ at 日比谷野外大音楽堂
雨上がりのせいか、猛烈に蒸し暑い日比谷野音。
初日は立ち見、二日目はCブロック指定。

楽曲の並びにストーリーや・統一感があって、「そうか、この曲はこんなことを唄っていたのか」と
改めて発見・実感することが特に多かった。古いCDはがなり気味であまり聴けていないので。
野音はデビュー当時からずっと彼らを見守ってきてくれた会場で、趣も変わっていないから、
そこに立つとふと昔を思い出してしまうことも多いんだろうな。
本人たちのセトリ選びも特別なものになるのは頷ける。


「若い頃は夢も不安もたくさんあって」というようなMCがあったような。
"どでかい何かに憧れて"いるのに、特別何かが起きるわけではない、普通の毎日に疑問を感じる時がある。
自分は何のために生きてるのか、全く退屈だ、自分の生きざま・死に様はこれでいいのか?と。

でも本当はこれでこのままで素晴らしいことなんじゃないか、
悲しみも日々の中に消えてゆき、陽はまた昇る
同じような毎日のようで、毎日変わっていくんだ、素晴らしい日々を送っていこうぜ
遠回りでもいいから、今の自分を信じてみなよ、この世は最高なんだぜ
さあ、ゆこうぜ、まだ見ぬ明日へ、友よ、夢を追う旅人よ

これまで以上に歌詞が体に入ってきた。すごく大切に唄っている感じがとてもしました。
そうだよね、毎日を大切に丁寧に暮らしていくことって、大事ですよね。
忘れがちなんだけどね。ありがとう、エレカシ。


「月の夜」「涙」「夢のちまた」は、野音できけて嬉しかった。
なんか、どんどん凄い歌い手になっていくな。。

その一方で「I am hungry」や「コールアンドレスポンス」のようなハイトーンも唄いのける。
肉眼では見えないけど、きっと目をひんむいて唄ってるなって感じが全身から伝わってくる。
50歳だよ、カッコよすぎるっつーの。

今回は、どの唄も素晴らしくて、どの曲が特筆してすごい、とかじゃなかった。
それに1日目は、あれ、曲の終わり方が怪しいぞ、って時が幾度かあったけど、
トミがすかさずリードしたり、(悲しみの果ては、も一回やる!ってやり直してたけど)
成ちゃんのベースラインもビシビシ聞こえたし、石君も何度か前に「行けー!」って放り出されて(笑)
メンバーの関係が最も良いんじゃないだろうか。それが演奏に出ている感じ。
二日間の間にトミ・石君・成ちゃんそれぞれの曲も演奏されたし。
サポートの細見魚さんやヒラマミキオさんも、必要不可欠。

途中「俺個人の努力で30年やってこられました、これからもついてこさせてやるぜ」的な発言をしていて、
文字だとニュアンスが伝わりにくいんだけど、あのいつもの口調なので、思わず笑ってしまった。
らしいなーって。
メンバーとの関係がよいからこそ、安心して言える俺様発言だと思います、はい。

最近、メダリストとかが、「支えてくださった皆さんのおかげです」ばかり口にするけど、
いやいや、あなたの努力が一番でしょうよ、って違和感を感じていたので、
この先生の発言は気持ちよかったです(笑)

二日目は、「雨降らないでよかった、さすがのエレファントカシマシファンも、大雨だったら
集中力を欠いてしまうだろうと心配していました」ともコメント。
途中でついに雨が降り出してしまったけど、雨の野音もよかった。むしろテンションがあがりました。
映像で残るとしたら、二日目だろう。
お月さまだけじゃなく、雨雲にもたまには先生の唄を聴かせてあげないとね。絶品なんだから。

初日の最後の曲は「夢のちまた」
先生、こみ上げるものがあったみたいで、でもそれを飲みこんで唄って、またこみあげて。。。
"忘れるだろう、忘れるだろう、今日一日の出来事など""今日も夢か幻か 夢のちまた"

これ、最後にもってくるかー!序曲だぞ!
でも確かに夢のような一日だった。。
雨予報の中、最後にはまんまるお月さまも顔をのぞかせてね。
こんな感動ももちろん日を追うごとに少しずつ忘れてしまうのも事実。
でもそれが普通の日々なんだよね。

さあ、明日も頑張るか。

セットリスト

●2016/9/17(土)

第1部
M1 ズレてる方がいい
M2 歴史
M3 ゴットファーザー
M4 ふわふわ
M5 道
M6 おれのともだち
M7 too fine life
M8 風に吹かれて
M9 いつものとおり
M10 月の夜
M11 珍奇男
M12 武蔵野
M13 流れ星のやうな人生
M14 昔の侍
M15 流されてゆこう
M16 baby自転車
M17 悲しみの果て
M18 so many people
M19 四月の風

第2部
M20 友達がいるのさ
M21 i am hungry
M22 今宵の月のように
M23 涙
M24 コール アンド レスポンス
M25 RAINBOW
M26 FLYER

第3部
M27 星の降るような夜に
M28 夢を追う旅人
M29 ガストロンジャー
M30 ファイティングマン

en
en1 この世は最高!
en2 「序曲」夢のちまた


●2016/9/18(日)

第1部
M1 ズレてる方がいい
M2 歴史
M3 ゴットファーザー
M4 浮き草
M5 道
M6 おれのともだち
M7 土手
M8 サラリ サラ サラリ
M9 風に吹かれて
M10 いつものとおり
M11 月の夜
M12 珍奇男
M13 武蔵野
M14 流れ星のやうな人生
M15 昔の侍
M16 流されてゆこう
M17 baby自転車
M18 悲しみの果て
M19 うれしけりゃ飛んでゆけよ
M20 so many people
M21 四月の風

第2部
M22 友達がいるのさ
M23 i am hungry
M24 今宵の月のように
M25 涙
M26 コール アンド レスポンス
M27 RAINBOW
M28 FLYER

第3部
M29 星の降るような夜に
M30 夢を追う旅人
M31 ガストロンジャー
M32 ファイティングマン

en
en1 この世は最高!
en2 待つ男
posted by: かーみっと | エレファントカシマシ | 16:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
守り人シリーズ / 上橋菜穂子 著
さほど本好きでない私でも、たまに「本を読みたい」という衝動にかられる。
久々にこの人だと思える作家に出会った。上橋菜穂子さん。
 
最新刊は「鹿の王」で、今日発表された本屋大賞2015にも選ばれた作品ですが、
私が一気読みしてしまったのは、著者の代表作の一つ、守り人シリーズ。
バルサが主人公の守り人タイトル、チャグムが主人公の旅人タイトル、両方合わせて守り人シリーズであり、チャグムの置かれた立場・魂の清廉さ故に、悩み苦しみ、覚悟をきめ成長していく姿から目が離せない。
現実には存在しない世界を描いたファンタジージャンルであるにも関わらず、登場する国々の文化や背景、人物描写の掘り下げ方が深い。
様々な登場人物の複数の立場・出自・視点から描かれているため、ある視点から見れば悪人であっても、なぜこの人はこういう思考に至ったのかが描かれている。
またこの世の理不尽も織り込まれていて、それがリアル。
シリーズを読み進めていくほどにその深みを増していきました。
 
「善人を必ず助けてくれる神様なんて私は出会ったことがないよ」というバルサの言葉であったり、チャグムが様々な苦難を乗り越えて国を救い、(こんな言葉で片付けられないような苦難の道のりですが。。)民がチャグムをひたすらに天子と崇めるシーンで、「これでは何も変わらない。私は天の神などではない。民にも天任せにして楽をしてほしくない」と思う。
 
なんか、、まったく他人事じゃないな(苦笑)
これ、いつの世にも言えることですが、特に今の時世に読めてよかったと思えた作品です。
あっという間に読破しましたが早くももう一度読み返したい。
こんなにハマったのはいつ以来だろう。。いや、なかったかもしれない。
 
あと、この私でも文章がよどみなく頭に入ってきて、情景がすぐに浮かんできます。
児童文学に一応ジャンルわけされていることもあって、万人に読みやすい文章というのを心がけているのだと思います。
 
次は獣の奏者シリーズも読みたいな。
図書館で予約とりにくくなりそうな気配。。(苦笑)

 
posted by: かーみっと | | 20:27 | comments(0) | trackbacks(0) |
麗蘭「Good Times Roll」 2014/12/28,29 at 京都磔磔
今年は12/28,29の2日間。
12/28は整理番号もなかなかよかったので、左前の通路脇にスタンバイ。
メンバー登場、ち、近い!控え目に出した手はメンバーに触れることはなかったけど。
オープニングは今年のライブタイトルでもある新曲「Good Time Rolls」
会場をあたためるのにピッタリのご機嫌なナンバー。
目の前にいる男性がかなり激しく横揺れでノっているため、酔いそう。。
でもしょうがないか、楽しんでいるんだから(苦笑)
「真冬の熱帯夜」公平さんのエレキ弾く姿は、近年は麗蘭でしか見られないから痺れるっ。
 
この日はスタートから異常な盛り上がり!かくいう自分もすごくハイテンション。
チャボさんもそんな皆の盛り上がりを観て「すげーな」と。
今年は、旅立たったアーティストへ捧げる、おそらく今年限りのナンバーを2曲披露したり、カバー曲などがかなり多かった。
また公平さんボーカルの曲もいつもより多めの3曲。
ソロでも聴いている曲たちだけど、麗蘭アレンジはやはり更にいい。
ギター弾きに徹するチャボさんもまた素敵だし、早川さんのベースがいいんだよね。
 
そんな中で個人的に印象深かったのは「SOSが鳴ってる」
9.11の後で作った曲で、本当はこの歌をあまり歌いたくないけど(歌わずに済む世の中であってほしかったけど)、というような意味のことを話していた。
チャボさんは語りかけるように歌っていたし、バンドのアレンジも、唄を聴かせる控え目なアレンジだったように思う。
 
また、救いの神様それは。。とはじまったのが「ミュージック」
12月のビルボードではやらなかったため、観客の盛り上がりは最高潮に。
やはりこれは欠かせない名曲だなぁ。
 
そして、今年新たに名曲が生まれた。
今年は11月に政治家たちの様々な思惑で衆議院が解散、12月に総選挙があった。
もはや国民そっちのけ。でも国民の投票率も低く、政治家たちの思うつぼ。
そんな折、「俺たちのマニフェスト、つくってきた」と、チャボさん。
本編最後は「マニフェスト〜We are the Lay-Run〜」
 
ビルボードではじめて聴いた時から「なんてカッコイイ曲なんだ!」と思っていたけど、
更に確信にかわる。
歌詞、すでにだいぶ忘れてしまったけど、
“吉と出るのか凶と出るのか”“遊びってわけじゃない””本気のゲームさ”
“We are the lay-run, we can’t stop the music”と続く。
本気で音楽やっている人たちのカッコよさをこれでもかと見せつけてくれる。
歌詞もいいし、チャボさんの叩きつけるような歌い方もいい、そして曲がシンプルなんだけど、とっってもかっこよくて。
中でも早川さんの音が個人的には一番効いているように思った。
もう、ずーっと聴いていたい(笑)
 
アンコールでは、年末磔磔ならではの「ゆく歳くる歳」「Hello-Good-bye」から
これも近年の名曲「歩く」、そしてメンバー紹介を兼ねたクールダウンさせてくれる「ミステリー」で締め。
退場する公平さん、チャボさんの手に一瞬触れることができた。
なんだか、来年いいことありそうな気がしてきたっ!
 
翌日は整理番号はよくなかったものの、後ろの一段高いエリアに混じって観ることができた。演奏するメンバーを見られないだろうと思っていたので、ラッキー♪
今日は磔磔にはじめて来たという、京都在住の先輩のご友人夫妻も一緒。
麗蘭のLiveもはじめてとのことで、どんな感想を持つのか楽しみ。
 
今日のお客さんは少しおとなしめだったかな。後ろにいたからそう感じただけなのか。
昨日も披露したジョニーウィンターの捧げる曲の締めくくりが、昨日以上にクールに決まった。CDに入るかな、これ^^
 
お、ご一緒している夫妻のダンナ様がノリノリ♪
ライブというものにも縁遠いという奥様も楽しんでくれている。よかった、さすが麗蘭♪
 
最終日のこの日だけ披露された「年の瀬」のチャボさんの紅白トークもいつも以上に熱を帯びていて、もう笑いが止まらなかった。
RockとかBluesとか言ってったって、みんな紅白観てたんだ、日本人の血には演歌が流れているんだ、ってのは心の底からうなずいちゃったし、皆も爆笑してたから共感を覚えていたはずで。
 
いろいろあったけど今年もいい締めくくりになった。
思わず紅白で演歌を聴きながらライブを思い出した2014年だった。

 
posted by: かーみっと | 麗蘭 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
エレファントカシマシ 日比谷野外大音楽堂 2014/10/19
この日は立ち見席で、整理番号の違う友達となんとか隣同士を確保。
ライブはほぼ定刻どおりにスタート。もうすっかり日が落ちるのが早くなり、気候も秋めいている。
 
「おはようこんにちは」でスタート。
この日もかなりの爆音だが、音が空に抜けていくから歌詞も聞き取りやすい。
また今年は、一人一枚しかチケ確保できなかったため、隣人が必然的に見知らぬ人となり、
いつもより客もおとなしめに聴いており、結果として歌がじっくり聴けて非常によかった。
 
前半はかなりEPIC時代の曲が多かった。
ファン歴の浅い私はEPIC時代のアルバムは、先生ががなっているものが多いので、
せいぜい1、2回程度しか聴いていなかったのだけど、この日は全部よかったなー。
「浮世の姿」「ひまつぶし人生」「お前の夢を見た」「太陽ギラギラ」「見果てぬ夢」
 
その中の「太陽ギラギラ」は、去年の野音が終わった後から歌いたかった、と。
こんなレゲエっぽいリズムを含む曲があったなんて、あまり認識してなかった。
演奏もキレよく、先生の唄も凄かった。
 
古い楽曲たちの世の中をあざけるような歌詞たちが、なぜだかとてもココロに響く。
誰もが自分探しをする時期があると思うけど、そういう時期を思い出した。
 
中盤にさしかかり、「珍奇男」がかっこよくキマった後、
佐久間さんと一緒に作った曲で、と言いながらはじまった曲は、「きみの面影だけ」
切なくて、秋の野音でこそ聴きたい曲。
先生は今年のさいたまスーパーアリーナ以降のワンマンライブで、佐久間さんのことを
ほぼ毎回口にしていると思う。必要以上には語らないけど、大切な美しい思い出なんだな、きっと。
 
メンバーで山中湖合宿した時、深夜の月が綺麗で作った。皆は寝ていたけど。と「月の夜」
そして「東京の空」。先生の繊細さと、唄のもつ力にしびれる。
そう、この曲から蔦谷さんも合流していたのだったな。
 
フェスだと、ノリがよく有名な曲がどうしても多くなるけど、
野音では、心の葛藤が見える「陰」の曲が多く聴け、それがいい。
誰だって前向きな日もあれば、鬱々とした日もあるよね。
 
その後「It’s my life」から、「ズレてる方がいい」「明日を行け」「Destiny」に至るまで
人生そういうもんなんだよ、だから生きて行こうぜ、がんばりましょうと背中を押してくれる。
この頃には皆隣人が知らない人でも、会場一体化してました。
本編、素晴らしかったと思います。
 
アンコールもたくさんやってくれた。
たぶんテーマはなく、やりたい曲を片っ端から披露してくれた感じ(笑)
 
照明を暗くしての中始まったのは「友達がいるのさ」
1曲目がこれだと盛り上がりますね、「ガストロンジャー」では完全に一体化。
 
耳慣れた曲たちの中、大好きな曲でとはじめたのは「月夜の散歩」
私もこの曲のタイトルは思い出せなかったけど好きな曲なので喜んでいると、
途中から歌詞が、、ギターのコードが、、迷走(苦笑)
 
せ、先生?と思っていると、ピタっと止めて「めちゃくちゃになっちゃった」とつぶやく。
途中から続けるも、もっと迷走(汗)
もうその愛らしい可笑しさに会場の笑いがとまらない。
どうせなら最初からやり直してほしかったが他に歌いたい曲もあっただろうし、会場の時間の制約もあったようで「上手にできたほうです」とつっこみどころ満載なMCで締めくくられた(笑)
どよめいた会場に今度は鳥の声が響き渡り、何だろうと思っていると「悪魔メフィスト」。
。。「朝」だったのか、思いっきり夜空だけど?てかこの流れか(爆)
「悪魔メフィスト」を聴きたかった私としては嬉しいやら、つっこみたいやら。
 
ダブルアンコールは「男は行く」
以前、さいたまで聴いたときはグダグダでしたが、今日は締まったんじゃないでしょうか。
 
いつも成ちゃんはガッツリ弾いているのに、音が絞られ気味な気がしていたのですが、
この日は全体的にリズム隊の音がはっきり聞こえたし、とてもよかった。
 
ライブが終わった後、耳鳴り。
爆音すぎると思ったけど、外で耳を傾けているファンもたくさんいるはず。
たまたま通り過ぎただけの人にも、何か心に残るといいな。
posted by: かーみっと | エレファントカシマシ | 23:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
THE RISING OF THE CURTAIN at 豊洲PIT 2014/10/17
豊洲PITでのこけら落とし公演に甲斐バンドが出る、というので、
甲斐バンドファンの先輩にお誘いいただき、行ってきた。

豊洲PITは、東日本大震災の復興支援を行う社団法人により創設されたシアターで
PITも、Power Into Tohokuの略。
この豊洲を皮切りに、仙台・いわき・釜石と、東北3県につくられていく予定らしい。

この日もドリンク代として1000円を払う以外、チケット代は無料。
つまり、この日出演してくれた皆さんは友情出演みたいなもの。
それでも先輩の気合で、確保されたチケットは何と最前列。すげー。

トップバッターは、岸谷香がピアノを弾きながら歌い、ベースのあっこちゃん・高嶋ちさ子などが共演でもりあがる。
次はがらっと雰囲気を変えて、バイオリニスト川合郁子が福島の尺八奏者と共演。
三組目は、「世界の車窓から」を作って演奏しているチェリスト溝口肇と書道家の紫舟。
演奏している間に、その曲の世界に合わせて書を描く、というパフォーマンスで、
当日に演る曲の変更を溝口さんが申し出て、それに応じて紫舟さんも描く書も変更したそうだが、優美な鶴を一瞬にして描き出す迷いのない筆の動きは圧巻。

そしてこの日もっとも印象に残った4組目。西田敏行/倍賞千恵子/小六禮次郎の共演。
小六さんは倍賞さんのダンナ様でもあるそうで、ピアノを弾く方。
そのピアノに合わせてお二人がそれぞれの持ち歌を歌う。
倍賞さんが歌ったのは、「さよならはダンスの後に」
歌いだしがアカペラっぽかったような気がするのだけど、これが、とっっても素敵で!!!
もともと松竹歌劇団に所属していたということで、お得意なのかもしれないけど、
もう73歳とかなのに、放たれる艶とハリのある声、そして何とも言えない凛とした佇まい。
カーッコイイッ! 素敵っ!! すっかり魅了されちゃいました♪
その後、西田さんとのほんわか軽妙トークの後、西田さんが歌い始めたのは
「もしもピアノが弾けたなら」
子供の頃に見ていたドラマでリアルタイムに聴いていたこの曲が聴けた喜びもあるけど、
当時よりずっと感動しちゃったんだよなぁ。。
サビの「だけどボクにはピアノが無い、君に聴かせる腕も無い」あたりからは自然と涙が。。
西田さんの重ねた歳月が、唄にも出たのだと思う。
それに、故郷福島への思いもひとしおだから、なんてこともあるのかもしれない。
その後に披露された「花は咲く」もよかったな。。

トリをかざったのはアコースティック編成気味の甲斐バンド。
もちろん、もりあがりました。途中溝口さんとの共演もあったりして、貴重〜。
ただ、西田さんと倍賞さんの印象が私には強烈で、甲斐バンド、あまり覚えてません。。
ごめんなさい、甲斐さん(苦笑)

このシアターは、とても音がクリアに聞こえました。
まあ、聴く場所や演奏楽器・機材によって印象も違うかもしれないけど、
ここでエレカシや麗蘭とか聴いてみたいな(笑)
posted by: かーみっと | LIVE | 23:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
つ、ついにI'm Sixty-Four 麗と蘭 2014/10/11 at 渋谷プレジャープレジャー
チャボさんのバースデーライブ最終日
3日連続で、全部違う曲をやるわけだから、そりゃ疲れる。
普段はこういうとき「最終日まで力とっておいた!」とか言うんだけど、
珍しく「疲れてやめようと思ったけど、来てよかった」とか本音が混じっていた(苦笑)

オープニングは「マンボのボーイフレンド」
これはアコースティックな雰囲気がいい。

年末磔磔でやるライブに毎年タイトルがついていて、
そのタイトルの曲を作るのだけど、披露する機会が少ないから、
そういう曲をやってやる!といくつか。

「泣いてたまるか!」「LoveLoveLove」「La-La-La」のほかに
かなりリアレンジされた「HappySong」
この曲もライブタイトルだったのか。知らなかった。

アルバム「SOSが鳴ってる」からも多く披露された。
「SOSが鳴ってる」「悲惨な争い」「Eden」
一昨日、昨日、と一貫したものを感じる。

他には村八分のカバーもあった。

公平さんボーカルの曲は普段より多めで3曲
「Blues in回転木馬」「光るゼブラのブギー」「四つ辻のブルース」
チャボさんがのせてくるスライド。うーん、麗蘭です♪

機材や座った位置の影響もあるだろうけど、公平さんのギター、どんどんいい音になってるような気がする。使いこむとやっぱり違うんだなぁ。

ただ、チャボさんが公平さんを見ているときに公平さんが気付かなかったり、
その逆のパターンだったり、というケースがこの日は多く見受けられて、
中には終わりが合わない、というようなケースもあった。
バンマス公平が珍しいな、と思ったくらい。

麗蘭だと、二人が中央で寄り添って弾く姿も多くみられるけど、
機材の都合なのか、公平さんはあまり動いていなかった。
ホントはもっとイチャつく感じが見たいけど(笑)

そういえば、チャボさんのMCで公平さんと初めて居酒屋で二人で飲むことになったときの
エピソードが面白かった。二人とも寡黙だから何をとっかかりに話したらいいのか、と
一応先輩のチャボさんは考え、「どんな曲聴いてるの?」とあたりさわりないところから入ろうとしたら、気だるそうに「もっと自分のこと話したいよ」といい放ったのだとか。
でも、チャボさんはそこが気に入って、今に至ると。

いやー、当時の姿を見ていたら、私怖くてファンになってなかっただろうな(苦笑)

でもこの日の公平さんは、チャボさんのお誕生日を祝えることを心底喜んでいたと思う。
そしてその喜びを観客である私たちにも分け与えてくれた。

公平さんリードでサプライズの「HappyBirthday」合唱。
会場に響き渡る「ハッピーバースデー、Dear チャボさん〜♪」
チャボさん恥ずかしそうに、でも嬉しいと。
私たちも嬉しかったんですよ♪

本編ラストは「GetBack」でアンコールラストは「歩く」
昨年披露された新曲だけど、これ名曲だなぁ。。
最後にラララララ〜、と皆でコーラスするんだけど、そのときに
「唇の唄は誰にも奪われないんだ!」って言っていた。それが印象的。

さあ、元気をもらった。明日からまた前に進むかな。

●全くの余談
先週買い損ねた公平さんのライブアルバムを購入。
すると今回も本人がサインするという。
しばし悩む。
だって、そんな至近距離だったら、固まって「なんも言えねー」状態になること請け合い。
しかし、一緒に来た先輩が「もらわなくてホントにいいの?」と背中を押す。
まあ、悩むくらいだから、サインしてもらいたい気持ちもあるわけで。
そうこうするうちにもう、至近距離で本人がサインをはじめた。
おお、、オーラがスターだ。。近くで見るほど色っぽいんですけど。。
で、ここは思い切って並ぶことに。

だんだん自分の番が近付くにつれ、鼓動が激しくなる。
もう、オエッてなりそうなほど緊張がMax。
あ、握手とかもしてる人がいる。。マズイ手に汗が(困)
そうこうするうちに自分の番に。さらさらっとサインしてくれている。
「あ、ありがとうございました」と精いっぱい声を絞り出すと、右手が差し出された。
こ、公平さんのあのギター弾く右手と握手ですよ。もう声でない。
そして、見上げるその目と目が合う。「うっ、目力強い。。!カッコイイ。。」
握手でも伝わったんじゃないだろうか、私の心拍数は。
「遅れましたがお誕生日おめでとうございます」とすら言えなかった。。

以前握手したのは、数年前のサムズアップでのFCイベントだった。
そのときは立ってお出迎えしてくれてたんだよね、、王子さまみたいだったな、はは。

しかし政治家が有権者と必ず目を見て握手するというけど、その効果を実感しました(^^;
公平さんのライブに行かれる方はぜひ経験してほしいな。
 
posted by: かーみっと | 仲井戸麗市 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
つ、ついにI'm Sixty-Four CHABO Band 2014/10/10 at 渋谷プレジャープレジャー
チャボさんのバースデーライブ2日目。
いやー、盛り上がったなー!
Kyonさんの全てにおける包容力、カースケさんのチャミングさ、早川さんの生意気さ(笑)
ってもちろん冗談だけど、チャボさんがチャボさんでいられる気の置けない感じが
音楽にも相乗効果をもたらしてて、凄かった。

7月とはだいぶ曲を入れ替えてきたのも新鮮だった。
アンプラグドコーナーとして何曲か披露してくれたけど、雨の音を演出に使用したあの曲。
何の曲だったか思い出せないが、Kyonさとチャボさんとのセッションが凄かったな。。

「魔法を信じるかい」もやってくれた。
キヨシローさんの子供たちがコーラスしてくれている曲だけど、その録音時のほほえましい
エピソードとか話してくれて、ほっこりしたな。
「毎日がブランニューデイ」や「激しい雨」もやりました。

本編のしめくくりは「四季の詩」
これは昨日も感じたことだけど、今の時世を憂いていて、俺には何ができるのか、
お前たちも何かできることがあるはずだ、と言われているような気がする。
少なくとも自分はそう感じました。


「MyWay」
俺はこれからも歌い続ける、バースデイライブで何度か披露されている強い意思表示の曲。
昨日のこともあったから、これが聴けてよかった。

「灰とダイヤモンド」
7月初めて聴いてチャボさんがこんな歌を書くようになったのかと思った。
これから新たに紡いでいく曲たちは、こんな覚悟の上に作られていくのかな。


今回もカースケさんの家族に好評(笑)というカースケさんボーカルの曲があった。
悲しきシリーズということで、「悲しき街角」だっけか。
私も、このコーナー個人的に大好き。
「雨上がりの夜空に」ではマチャミさんまで交えて5人でボーカルを回してうたっていて。
もう、何なのこの楽しい雰囲気(^^)
たぶん、もう一人、参加してたと思いますよ(笑)

音楽性も幅広くなるし、音がなんとも洒落ている。
もっと、聴きたいな。
posted by: かーみっと | 仲井戸麗市 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
つ、ついにI'm Sixty-Four CHABO SOLO 2014/10/9 at 渋谷プレジャープレジャー
10/9はチャボさんの64歳のお誕生日。
初日10/9はソロ、10/10はChabo Band、10/11は麗と蘭で3日連続のバースデイライブ。

ソロのSEは、ビートルズの「When I'm 64」
日本語詩をつけたカバーもうたってくれた。
昔は64歳なんて宇宙人的な歳だと思っていたけど、その歳になったと。

震災をきっかけにこんな俺でも「ふるさと」のことを考えたりした、
といった話もお母様の話をまじえてしてくれた。

原点となるのはやはり新宿、と、新宿シリーズの曲やポエトリーを披露。
新宿の街で録ったという雑踏の音が曲と曲の合間に聞こえる。
「花園神社」「エピローグ」ではその当時の風景が見えてくるようだった。
そして「MyHomeTownの夜」

RCでこの季節の曲がある、と「甲州街道は秋なのさ」
そろそろキヨシロウに会いたいね、とポツリ。
別の曲でも「一人はさみしいよ、バンド小僧なんだからさ」と冗談っぽく呟いていたっけ。


そしてアンコール
サプライズで山口洋さんがギター型のお花いっぱいのケーキ(なのかな?)をもって登場。
お誕生日らしい雰囲気に。チャボさん、64歳おめでとうございます。
一緒に歌うことは無く、そのまま舞台袖へ帰っていった。

曲は「月夜のハイウェイドライブ」続けて「Long and winding load」のカバー。
この道は君に続いているのか、僕を連れて行っておくれよ、
僕は今日もこうしてここにたっている、君はあのときのまま
そんなような歌詞だったと思う。

チャボさんはどんな思いでその歌詞をつけたのかな。。複雑な思いにかられた。
でも最後は「ガルシアの風」を全部リーディングで披露してくれた。
だからきっと。
posted by: かーみっと | 仲井戸麗市 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
土屋公平 Solo LIVE BIRTHDAY BOOGIE! 2014/10/4 at 下北沢GARDEN
10/4は公平さんの54歳の誕生日。
今年は全国各地をツアーで回り、お客さんとの交流もし、新たな発見もあったみたい。
ステージの真ん中に立つその姿が、すっかりサマになっている。

アコースティックタイプの2本のギターで様々な音を聴かせてくれる。
私のニューアルバムのお気に入りはやっぱり「Do you wanna?」
このファンクな感じ、公平さんにしか出せないと思う。かっこいー!!
もひとつのお気に入り「青空のパレード」
歌詞の世界も空を仰いでいる感じがして、なんかいいんだよね。

公平さんの声質とぴったりで素敵だなと思うのはアルバムタイトルの曲「少年とギター」
ただ、じっと聞いてるとドキドキする歌詞でもあるので、その分次点(苦笑)

新曲って言って披露してくれた「スペードのクィーン」もよかった気がする。
ちょっと時間経って忘れてしまったので、次のソロライブで確認しよう。

1曲歌い終わって静まり返る雰囲気の中、公平さんゆったりと飲み物を口にする。
MCで何を話すのかと皆じっと待っているわけだが、無言のままゆったりとギター調整。
そして発した言葉が「嫌いじゃない、この空気感」みたいなことを。
この間も含めて、すごく面白かった。
全国回るうちに公平さんならではのトーク術、確立しつつあるかも。
不健康だろうと思ったら文句なく健康体だった話とかも。
そうですよ、健康でいてもらわなくちゃ。これからもたくさん聴きたいし会いたいもんね。
北海道からフェリーで帰るときに、海から本州が見えるけど、愛おしく感じたといった話も。
他にもかなりフレンドリーにナチュラルにお話ししてくれていました。

「ラーラとチェリー」あたりからだったか皆立ち上がってノリノリムードに。
そうそう、公平さんの音楽はやはりスタンディングの方が楽しめるよね。
イスだと動く体にどうしてもストップがかかるような気がして。
「クレイジーホース」のときに「誕生日に集まってくれて♪」というような替え歌も。
ここでようやく私も皆にまじって、おめでとーって言えたのだった^^

「光るゼブラのブギー」の入りの部分ではブンブンとギターを鳴らすのだけど、
このギターでこんなぶっとい音が出るんだな、と改めてビックリしたり。
インストの「コーヒーと君」の演奏には凄みすらありました。

あ、そうそうアンコールの冒頭で、何人かの方がお祝いのクラッカーを鳴らしていて。
かすかに残る火薬の香りが、この日はとてもハッピーな感じだったな。

今年は土曜日だからか、男性客も今までに見たことないくらいたくさんいた。
野太い「公平〜」「蘭丸〜」てな声もいっぱいかかってた。公平さん嬉しかったろうなぁ。

うーん。あらためて惚れ直した感じ。
今の公平さんが、一番好きだな。
posted by: かーみっと | 土屋公平 | 18:56 | comments(0) | trackbacks(0) |